後場コメント No.7 三井物産、エヌピーシー、あさひ、九州電力、ニトリHDなど

2015/07/07(火) 15:00
★14:11  篠崎屋-しっかり 6月既存店売上高4.1%減
 篠崎屋<2926.T>がしっかり。同社は7日14時に、6月度月次店舗売上高を発表。既存店売上高は前年同月比4.1%減、全店ベースでは同6.8%減となった。ただし、株価へのネガティブな反応は限定されている。

★14:13  三井物産-伸び悩み 一般消費者向け遺伝子解析サービス事業へ参画
 三井物産<8031.T>がプラスでスタートも伸び悩む展開。同社は7月7日午後、一般消費者向け遺伝子解析サービス事業者であるジェネシスヘルスケア(東京都渋谷区)に出資参画するため、第三者割当増資による増資引き受け契約を締結したと発表した。
 ジェネシスヘルスケア社は遺伝子解析サービスの分野において10年以上の事業実績を持ち、民間では国内最大数を誇る約40万人分の遺伝子データを保有するパイオニアとして注目されている企業。ジェネシスが取り扱う遺伝子検査キットは、国内大手パートナー企業などを通じて、すでに一般市場において多数販売されているとした。

★14:17  エヌピーシー-大幅反発 フィデリティ投信株式の5.29%を取得
 エヌ・ピー・シー<6255.T>が大幅反発。フィデリティ投信が同社の発行済み株式の5.29%を取得したことが、7日付で関東財務局に提出された大量保有報告書で明らかになった。6月30日に取得している。保有株数は116万5900株。

★14:20  リンテック-岩井コスモが「B+」に引き下げ 積極的投資に伴う償却費負担で
 リンテック<7966.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、償却負担による収益性の低下が予想されるとし、投資判断を「A」→「B+」に、目標株価を3400円→3200円にそれぞれ引き下げた。
 今期は積極投資により償却負担が先行し、増益率は低下するが、会社予想は保守的と指摘。岩井コスモでは、今期は先行投資負担が増え利益の圧迫が予想されるとしたが、株価指標に割高感はなく株価の上昇トレンドは今後も続くとの見方を示した。

★14:23 あさひ-急反発 6月既存店売上高16.4%増を改めて買い材料視
 あさひ<3333.T>が急反発。自動車小売り大手の同社は6日13時に、6月度(5月21日~6月20日)の月次営業速報を発表した。きのうは地合い軟調のなか材料出尽くしによる売りに押されたが、好調な内容となったことからきょうになり買い材料視されているようだ。
 既存店売上高は前年同月比16.4%増と、2カ月連続のプラスだった。客数が同8.2%増、客単価が7.6%上昇した。全店ベースでは、売上高は同24.0%増、客数が15.3%増、客単価が8.3%上昇した。6月度は4店の新規出店を行い、店舗数は直営・FC店合計で406店舗となった。

★14:25  九州電力-上げ幅拡大 川内原発で原子炉に核燃料を入れる作業を今夜開始へ
 九州電力<9508.T>が上げ幅拡大。川内原子力発電所1号機(鹿児島県)の4年ぶりの再稼働に向けて、7月7日午後から原子炉に核燃料を入れる作業を始めると、各メディアが伝えている。
 燃料プールに保管していた核燃料157体を原子炉に移し替える装てん作業に入るもの。作業は4日程度かかる見通しであるとされ、九州電は8月10日ごろに原子炉を起動して、8月13日前後に再稼働する方向で調整していると伝えられている。

★14:33  ニトリHD-みずほが目標株価引き上げ 商品拡充による客層拡大などに注目
 ニトリホールディングス<9843.T>が反発。みずほ証券では、都心部への出店強化や高価格帯の商品拡充による客層拡大に注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を10000円→11900円と引き上げた。
 今16.2期1Q営業利益はおおむね予想線での着地。みずほの業績予想に変更はないが、株式市況の環境変化などを考慮し、目標株価を引き上げるとした。都心部への出店強化や高価格帯の商品ラインナップの拡充による客層拡大の可能性などを考慮すると、連続増収増益が続くと予想。2ケタ台のROE維持の可能性も考慮し、投資判断は「買い」を継続するとした。


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