後場コメント No.4 フロイント産業、シャープ、ハウス食品G、アルパイン、ツインバードなど

2015/10/09(金) 15:01
★12:58  フロイント-大幅に続伸 上期は96.8%営業増益 医薬品業界の旺盛な設備投資意欲で
 フロイント産業<6312.T>が大幅に続伸。同社は8日、16.2期上期(3~8月)の連結営業利益が、2.0億円(前年同期比96.8%増)だったと発表した。会社の通期予想(13.5億円)に対する進ちょくは、14.7%となった。
 機械部門において、ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資意欲により、受注が好調に推移したほか、化成品部門において、高付加価値の自社製品の拡販と原価低減を推し進めたことで、増益となった。

★13:00  シャープ-野村が目標株価引き下げ 中小型液晶を中心に業績予想を下方修正
 シャープ<6753.T>が小高い。野村証券では、中小型液晶を中心に業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は160円→135円と引き下げた。
 主力の中小型液晶を中心に厳しい事業環境が継続。本社の土地・建物の売却、カンパニー制への移行など、構造改革を着実に進めているが、7~9月期の業績下振れの影響から、今16.3期の会社計画の達成は容易でないとの見方を示した。今16.3期の営業利益予想を700億円から300億円に下方修正。

★13:06  ハウス食品G-野村が目標株価引き下げ レトルトカレーやスナック菓子が値上げ後に苦戦
 ハウス食品グループ本社<2810.T>が売り買い交錯。野村証券では、レトルトカレーやスナック菓子が値上げ後に苦戦していると判断。レーティング「Reduce」を継続、目標株価は2000円→1900円と引き下げた。
 業績予想を下方修正。今16.3期は値上げによる採算改善が見込まれるものの、来17.3期以降の中期成長のドライバーに乏しいとした。
 レトルトカレーやスナック菓子などの販売苦戦、広告宣伝費の削減などを織り込み、今16.3期営業利益は前期比23%増益の107億円、来17.3期は同4%増益の111億円に下方修正。海外事業は好調であるものの規模が小さいうえ、主力製品群の国内市場環境が厳しいため。今後は一層の収益性の改善策の実施や有望な新規事業への参入が求められるとした。
★13:07  いすゞ-後場一段高 第44回東京モーターショーに出品
 いすゞ自動車<7202.T>が後場一段高。同社は9日、10月30日から11月8日まで東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される第44回東京モーターショーに出品すると発表した。7台の車両(内、参考出品3台)、6基のパワートレイン(内、参考出品2基)などを出品する。

★13:10  アルパイン-野村が目標株価引き下げ 欧州高級自動車の販売減速などを織り込む
 アルパイン<6816.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、欧州高級自動車の販売減速などを織り込み、業績予想を下方修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2600円→1700円と引き下げた。
 欧州自動車メーカー向けなどで業績に減速感が生じており、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題の影響などから先行きの不透明感も増していると指摘。開発費の想定上の増加なども踏まえ、今16.3期以降の業績予想を下方修正。一方で、18.3期以降の次世代車載システム関連事業の拡大や、強固なバランスシートを背景とした継続的な株主還元力には引き続き注目できるとコメント。

★13:12  ツインバード-後場急伸 上期の営業益予想を上方修正 業務用浴室TV好調
 ツインバード<6897.T>が後場急伸。同社は9日13時、16.2期上期(3~8月)の連結営業利益が、従来予想の2.6億円を上振れ、2.9億円(前期比58.9%増)になりそうだと発表した。
 法人チャネルにおいて大型のOEM受注を獲得したことに加え、業務用の浴室TVも好調に推移する。加えて、販売価格の改定や原価低減活動の推進により、利益率が上昇する見込み。


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