後場コメント No.6 岡本硝子、ミズノ、マイネット、新田ゼラチン、大塚ＨＤなど
★13：36 ＪＲ西日本－みずほが目標株価引き下げ 北陸新幹線の開業効果は継続との見方
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が大幅に3日続落。みずほ証券では、北陸新幹線の開業効果は続くとの見方に変わりはないとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は9800円→9200円と引き下げた。
3Q決算後の個別取材を踏まえ､みずほ予想を修正。ただし、北陸新幹線の開業効果は持続し､株価に割安感があるとの評価に変わりはないとした。来17.3期は線路使用料や新幹線大規模修繕工事引当金などの費用増を見込み、営業利益は前期比2.8％減と予想。中長期的にはインバウンド需要が地方へ波及することへの効果に注目。今16.3期上期のインバウンド関連収入は2012年度比で57億円増と、18.3期までに同100億円増という目標を大幅に上回って推移していると指摘。
ＪＲ西日本（西日本旅客鉄道）<9021.T>が大幅に3日続落。みずほ証券では、北陸新幹線の開業効果は続くとの見方に変わりはないとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は9800円→9200円と引き下げた。
3Q決算後の個別取材を踏まえ､みずほ予想を修正。ただし、北陸新幹線の開業効果は持続し､株価に割安感があるとの評価に変わりはないとした。来17.3期は線路使用料や新幹線大規模修繕工事引当金などの費用増を見込み、営業利益は前期比2.8％減と予想。中長期的にはインバウンド需要が地方へ波及することへの効果に注目。今16.3期上期のインバウンド関連収入は2012年度比で57億円増と、18.3期までに同100億円増という目標を大幅に上回って推移していると指摘。
★13：39 岡本硝子－一時ストップ安 通期下方修正で一転営業赤字 フライアイレンズ伸び悩む
岡本硝子<7746.T>が一時ストップ安。同社は10日、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の2億3100円を下振れ、4000万円の赤字（前期は1億0300万円の黒字）になりそうだと発表した。一転して営業赤字となる。
プロジェクターの需要が、世界的なスポーツイベントの完了や中国の経済成長の減速などにより想定に比べて弱含みであることに加え、プロジェクターメーカーでのフライアイレンズの在庫調整により、主力製品である反射鏡とフライアイレンズの販売数量が計画比で減少する見込み。また、車載用新製品の立ち上げに遅れが生じていることも影響する。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業利益は1600万円の赤字（前年同期は4600万円の黒字）だった。
岡本硝子<7746.T>が一時ストップ安。同社は10日、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の2億3100円を下振れ、4000万円の赤字（前期は1億0300万円の黒字）になりそうだと発表した。一転して営業赤字となる。
プロジェクターの需要が、世界的なスポーツイベントの完了や中国の経済成長の減速などにより想定に比べて弱含みであることに加え、プロジェクターメーカーでのフライアイレンズの在庫調整により、主力製品である反射鏡とフライアイレンズの販売数量が計画比で減少する見込み。また、車載用新製品の立ち上げに遅れが生じていることも影響する。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業利益は1600万円の赤字（前年同期は4600万円の黒字）だった。
★13：39 ミズノ－みずほが目標株価引き下げ 16.3期営業利益は2期連続の減益を予想
ミズノ<8022.T>が大幅に8日続落。みずほ証券では、今16.3期営業利益は2期連続の減益を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は600円→530円と引き下げた。
3Q業績や足元の動向を踏まえ、利益予想を下方修正。今16.3期営業利益は3Q決算発表時に下方修正された会社計画と同水準を予想。海外事業の回復などにより、来17.3期は増益に転じると予想されるが、野球用品を中心に強みを有する国内での中長期的な成長余地は限定的との見方に変更はないとした。足元の株価調整により業績悪化の可能性はおおむね織り込まれたと判断。
ミズノ<8022.T>が大幅に8日続落。みずほ証券では、今16.3期営業利益は2期連続の減益を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価は600円→530円と引き下げた。
3Q業績や足元の動向を踏まえ、利益予想を下方修正。今16.3期営業利益は3Q決算発表時に下方修正された会社計画と同水準を予想。海外事業の回復などにより、来17.3期は増益に転じると予想されるが、野球用品を中心に強みを有する国内での中長期的な成長余地は限定的との見方に変更はないとした。足元の株価調整により業績悪化の可能性はおおむね織り込まれたと判断。
★13：48 マイネット－急騰 今期営業益2.1倍 スマホゲームの成熟化でセカンダリ市場は成長へ
マイネット<3928.T>急騰。同社は10日、16.12期通期の営業利益が3.0億円（前期比2.1倍）になりそうだと発表した。
スマートフォンゲーム市場の成熟化により、同社の事業領域であるスマートフォンゲームのセカンダリ市場は引き続き成長を続けていくと見込む。このような環境の中で、買収による獲得を中心にタイトルを増やし、リビルドを実施した後、蓄積された運営ノウハウとCroPro(クロプロ)を中心とした集客施策により、現在のセカンダリ市場でのリーディングカンパニーとしてのポジション確立を目指す。
併せて発表した前15.12期営業益は1.5億円（前の期比72.5倍）と、従来予想（1.3億円）を上振れ着地した。
マイネット<3928.T>急騰。同社は10日、16.12期通期の営業利益が3.0億円（前期比2.1倍）になりそうだと発表した。
スマートフォンゲーム市場の成熟化により、同社の事業領域であるスマートフォンゲームのセカンダリ市場は引き続き成長を続けていくと見込む。このような環境の中で、買収による獲得を中心にタイトルを増やし、リビルドを実施した後、蓄積された運営ノウハウとCroPro(クロプロ)を中心とした集客施策により、現在のセカンダリ市場でのリーディングカンパニーとしてのポジション確立を目指す。
併せて発表した前15.12期営業益は1.5億円（前の期比72.5倍）と、従来予想（1.3億円）を上振れ着地した。
★13：52 新田ゼラチン－岩井コスモが新規「A」 中期的な収益成長が期待できそう
新田ゼラチン<4977.T>が反落。岩井コスモ証券では、中期的な収益成長が期待できそうとコメント。投資判断「A」、目標株価850円として、新規カバレッジを開始した。
ゼラチンの国内最大手で、コラーゲン、ペプチドを含めた関連製品を幅広く展開。原材料高や円安進行などで2年間収益が低迷したが、事業環境が好転してきたと注目。国内とアジア地域におけるゼラチン需要の伸びを受けた、中期的な収益成長に期待するとした。
新田ゼラチン<4977.T>が反落。岩井コスモ証券では、中期的な収益成長が期待できそうとコメント。投資判断「A」、目標株価850円として、新規カバレッジを開始した。
ゼラチンの国内最大手で、コラーゲン、ペプチドを含めた関連製品を幅広く展開。原材料高や円安進行などで2年間収益が低迷したが、事業環境が好転してきたと注目。国内とアジア地域におけるゼラチン需要の伸びを受けた、中期的な収益成長に期待するとした。
★13：58 大塚ＨＤ－後場売り一巡後下げ渋り 今期経常利益は半減見込む エビリファイの苦戦を予想
大塚ホールディングス<4578.T>が後場売り一巡後下げ渋り。同社は12日13時30分、16.12期通期の連結経常利益予想を800億円（前期比50.0％減）と発表した。市場は1091億円を想定している。
医療関連事業で、エビリファイの販売が欧米でジェネリックの影響を受け、減少する見込み。薬価改定や、新薬成長に向けた費用増加も影響する。
15.12期通期の経常利益は1599億円だった。欧州に次ぎ米国で独占販売期間が終了したエビリファイのグローバル売り上げが大幅に減少も、従来予想（1500億円）を上振れ、市場予想並みを確保した。
大塚ホールディングス<4578.T>が後場売り一巡後下げ渋り。同社は12日13時30分、16.12期通期の連結経常利益予想を800億円（前期比50.0％減）と発表した。市場は1091億円を想定している。
医療関連事業で、エビリファイの販売が欧米でジェネリックの影響を受け、減少する見込み。薬価改定や、新薬成長に向けた費用増加も影響する。
15.12期通期の経常利益は1599億円だった。欧州に次ぎ米国で独占販売期間が終了したエビリファイのグローバル売り上げが大幅に減少も、従来予想（1500億円）を上振れ、市場予想並みを確保した。
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