後場コメント No.1 東芝、タムロン、タマホーム、セイコーエプソン、オープンドアなど

2016/07/01(金) 15:00
★12:30  東芝-反発 ターンアラウンドとFCF懸念の狭間で300円が妥当圏と見る 「中立」継続
 東芝<6502.T>が反発。シティグループ証券では、ターンアラウンドとFCF懸念の狭間で300円が妥当圏と見るとコメント。投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は200円→300円と引き上げた。
 同社は構造改革による業績のターンアラウンドの局面にあり、株価評価は前回、同様の業績局面だった2009年に類似した展開を想定。ターゲットプライスは当時のPBR2.3倍を参考に算出(19.3期予想BPS128円×ターゲットPBR2.3倍)したとしている。

★12:32  ジオネクスト-底堅い 子会社がPHPアプリサーバー「Zend Server9」リリース
 ジオネクスト<3777.T>が底堅い。同社は1日、子会社のコネクト(東京都港区)が、企業IT部門とシステムインテグレーション(SI)企業向けにウェブシステム構築用スクリプト言語PHPのアプリケーションサーバー「Zend Server9」をリリースすると発表した。
 Zend Server9はPHP最新バージョン「PHP7」を採用しており、約2倍の高速化を達成した。企業・団体などのエンタープライズユーザー向けに補完・強化・拡張されたPHP実行環境を提供する。価格は年間30万~120万円。

★12:34  タムロン-反落 業績予想を下方修正 「中立」継続
 タムロン<7740.T>が3日ぶり反落。シティグループ証券では、投資評価「2(中立)」を継続、目標株価は1900円→1500円と引き下げた。
 為替前提変更やサプライチェーン・需要動向を踏まえ、業績予想を下方修正。成長が鈍化している主力の交換レンズ以外に、車載や監視カメラ、ドローン向けなどの新製品の業績貢献が鮮明になれば、業績予想の引き上げ、株価上値余地の拡大につながり得るとした。当面の営業利益の水準は横ばい圏が続くと予想。

★12:39  ソースネクスト-大幅に5日続伸 「超ホーダイ」シリーズを2社に提供
 ソースネクスト<4344.T>が大幅に5日続伸。同社は1日、PCソフト・Androidアプリの定額使い放題サービス「超ホーダイ」シリーズを、アイテック阪急阪神、あいコムこうかにそれぞれ提供すると発表した。これにより、新規ユーザーの獲得とマーケットの拡大が期待できるとしている。

★12:44  タマホーム-4日続伸 前期営業利益を上方修正 注文住宅事業の利益率好調
 タマホーム<1419.T>が変わらずを挟み4日続伸。同社は30日、16.5期通期の連結営業利益予想を、従来の10.0億円から18.0億円(前期比21.1%減)へと引き上げると発表した。
 住宅事業で、注文住宅事業の利益率が想定を上回ったほか、経費削減を進めたことで販管費が想定を下回った。

★12:44  セイコーエプソン-ドイツ証が目標株価引き下げ 意外に低いユーロ感応度
 セイコーエプソン<6724.T>が反発。ドイツ証券では、「意外に低いユーロ感応度」とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は2400円→2200円と引き下げた。
 英国のEU離脱を支持する国民投票の結果を受け、欧州エクスポージャーの高い精密機器セクターでは、株価はアンダーパフォームして推移。同社も同様だが、実際には対ユーロ1円の円高で今17.3期事業利益を1%程度押し下げるにすぎず、足元の株価は過剰反応と指摘。引き続き、モノクロLBPのシェア構造に奪って成長を続けるオフィスIJPとその消耗品によって、同社は相対的に高い成長性を持っていると考えているとした。

★12:48 オープンドア-反発 民泊予約サイト「STAY JAPAN」との連携を開始
 オープンドア<3926.T>が反発。同社は7月1日12時45分に、国内宿・ホテル・旅館比較サービスにおいて、とまれる(東京都千代田区)の運営する民泊予約サイト「STAY JAPAN」との連携を開始したと発表した。ホテル・旅館などの宿泊プランと民泊プランの一括検索・比較が可能となったもの。


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