後場コメント No.1 ＮＥＣ、京セラ、川崎重工業、りらいあ、大成建設など
★12:30 ＮＥＣ－底堅い 物体指紋認証活用のGAZIRU個体識別サービスを提供開始
日本電気<6701.T>が底堅い。同社は21日、物体指紋認識技術を活用した画像認識サービスを製造業向けに機能強化した「GAZIRU個体識別サービス（個品管理）」を提供開始すると発表した。
新サービス提供にあたり、同社の最先端AI技術群「NEC the WISE」の要素技術であり、工業製品や部品の表面に自然発生する微細な紋様（物体指紋）を認識する「物体指紋認証技術」を強化したという。今までより1/10程度の非常に微細な紋様を認識可能とすることで、従来の真贋判定だけでなく、個体毎の識別や、表面が平滑で個体差が少ない部品や部品の材料となる素材なども識別が可能となった。これにより、製造履歴を管理する製造業向け個品管理を容易に実現できるとしている。業績拡大への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。
日本電気<6701.T>が底堅い。同社は21日、物体指紋認識技術を活用した画像認識サービスを製造業向けに機能強化した「GAZIRU個体識別サービス（個品管理）」を提供開始すると発表した。
新サービス提供にあたり、同社の最先端AI技術群「NEC the WISE」の要素技術であり、工業製品や部品の表面に自然発生する微細な紋様（物体指紋）を認識する「物体指紋認証技術」を強化したという。今までより1/10程度の非常に微細な紋様を認識可能とすることで、従来の真贋判定だけでなく、個体毎の識別や、表面が平滑で個体差が少ない部品や部品の材料となる素材なども識別が可能となった。これにより、製造履歴を管理する製造業向け個品管理を容易に実現できるとしている。業績拡大への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。
★12:33 京セラ－続伸 業績予想は下方修正もリスクプレミアム低下で 「中立」継続
京セラ<6971.T>が続伸。シティグループ証券では、投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は4700円→5300円と引き上げた。
業績予想は円高前提(100円/ドル、従来110円/ドル)を導入して下方修正。 一方、株式市場全体のマルチプルが上昇していること(リスクプレミアムが7％→6％へ低下)、対象とする来18.3期予想が今から1.5年後と近付いてきたことなどから、ROIC-WACCで求めるターゲットプライスは逆に上方修正するとした。来18.3期営業利益予想は1136億円→940億円と17％引き下げ。
京セラ<6971.T>が続伸。シティグループ証券では、投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は4700円→5300円と引き上げた。
業績予想は円高前提(100円/ドル、従来110円/ドル)を導入して下方修正。 一方、株式市場全体のマルチプルが上昇していること(リスクプレミアムが7％→6％へ低下)、対象とする来18.3期予想が今から1.5年後と近付いてきたことなどから、ROIC-WACCで求めるターゲットプライスは逆に上方修正するとした。来18.3期営業利益予想は1136億円→940億円と17％引き下げ。
★12:40 川崎重工業－4日続伸 17.3期会社計画の大幅下方修正を受けて 「中立」継続
川崎重工業<7012.T>が変わらずを挟んで4日続伸。シティグループ証券では、17.3期会社計画の大幅下方修正を受け、シティ予想も減額。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は310円→300円と引き下げた。
9月30日に、同社は17.3期会社計画を下方修正。営業利益計画は700億円から340億円に減額。EPS計画は9.9円で、期末配当予想も10円から6円になった。船舶海洋事業の追加費用発生と円高が下方修正の主因。日経新聞は船舶海洋事業の営業損益が200億円程度の赤字になりそうと報じたが、川重は下方修正後の会社計画の主要7事業部門別内訳をまだ公表していない。第2四半期決算は10月28日に発表の予定だが、先の下方修正が大幅だったことから、一段の計画修正はないとみられるとした。
川崎重工業<7012.T>が変わらずを挟んで4日続伸。シティグループ証券では、17.3期会社計画の大幅下方修正を受け、シティ予想も減額。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は310円→300円と引き下げた。
9月30日に、同社は17.3期会社計画を下方修正。営業利益計画は700億円から340億円に減額。EPS計画は9.9円で、期末配当予想も10円から6円になった。船舶海洋事業の追加費用発生と円高が下方修正の主因。日経新聞は船舶海洋事業の営業損益が200億円程度の赤字になりそうと報じたが、川重は下方修正後の会社計画の主要7事業部門別内訳をまだ公表していない。第2四半期決算は10月28日に発表の予定だが、先の下方修正が大幅だったことから、一段の計画修正はないとみられるとした。
★12:47 パナソニック－続伸 「ゼロエネルギー住宅」関連営業用ソフトを開発
パナソニック<6752.T>が続伸。21日付の日経産業新聞で、同社が「ゼロエネルギー住宅」事業に関連した営業用ソフトを開発すると報じられた。
工務店が顧客に太陽光発電やゼロエネルギー住宅のメリットなどを説明する際に使う計算ソフトの開発を進めるという。タブレットを通じ、月々の光熱費などを消費者にその場で示すことができるとしている。業績の伸びへの貢献が期待されて、株価は上昇している。
パナソニック<6752.T>が続伸。21日付の日経産業新聞で、同社が「ゼロエネルギー住宅」事業に関連した営業用ソフトを開発すると報じられた。
工務店が顧客に太陽光発電やゼロエネルギー住宅のメリットなどを説明する際に使う計算ソフトの開発を進めるという。タブレットを通じ、月々の光熱費などを消費者にその場で示すことができるとしている。業績の伸びへの貢献が期待されて、株価は上昇している。
★12:48 りらいあ－もみ合い 顧客ロイヤルティ向上プログラム「Relia CX Program」リリース
りらいあコミュニケーションズ<4708.T>がもみ合い。同社は10月21日11時に、コンタクトセンター起点の顧客ロイヤルティ向上プログラムサービス「Relia CX Program」のサービスを開始したと発表した。
「Relia CX Program」は、顧客の視点／サービス実行者の視点／運営の現状という3つの視点で課題を可視化・分析し、顧客企業の成長ステージに合わせた解決策を導くサービス。「コンタクトセンター業務の可視化」と「2つのロイヤリティ指標」を軸に継続的かつ現実的なPDCA体系を構築し、人と企業の価値共創循環(サービス・プロフィット・チェーン)の主体となるセンターへの変革を支援するとした。
りらいあコミュニケーションズ<4708.T>がもみ合い。同社は10月21日11時に、コンタクトセンター起点の顧客ロイヤルティ向上プログラムサービス「Relia CX Program」のサービスを開始したと発表した。
「Relia CX Program」は、顧客の視点／サービス実行者の視点／運営の現状という3つの視点で課題を可視化・分析し、顧客企業の成長ステージに合わせた解決策を導くサービス。「コンタクトセンター業務の可視化」と「2つのロイヤリティ指標」を軸に継続的かつ現実的なPDCA体系を構築し、人と企業の価値共創循環(サービス・プロフィット・チェーン)の主体となるセンターへの変革を支援するとした。
★12:50 大成建設－3日ぶり反落 汚染泥水浄化技術で鉄粉をリサイクルするシステムを展開と報道
大成建設<1801.T>が3日ぶり反落。21日付の日刊工業新聞で、汚染泥水浄化技術で鉄粉をリサイクルするシステムを展開すると報じられた。
自然由来のヒ素を鉄粉に吸着させて汚染泥水を浄化する技術。結合した鉄粉とヒ素を分離し、鉄分だけを回収することで廃棄物を減容化でき、約3分の1に圧縮できる。鉄粉のコスト削減や廃棄物の処理コスト削減が可能。シールドトンネル工事で発生するヒ素を含んだ泥水の浄化技術と合わせて適用し、2017年度から本格展開する。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
大成建設<1801.T>が3日ぶり反落。21日付の日刊工業新聞で、汚染泥水浄化技術で鉄粉をリサイクルするシステムを展開すると報じられた。
自然由来のヒ素を鉄粉に吸着させて汚染泥水を浄化する技術。結合した鉄粉とヒ素を分離し、鉄分だけを回収することで廃棄物を減容化でき、約3分の1に圧縮できる。鉄粉のコスト削減や廃棄物の処理コスト削減が可能。シールドトンネル工事で発生するヒ素を含んだ泥水の浄化技術と合わせて適用し、2017年度から本格展開する。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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