後場コメント No.7 IDEC、ALSOK、日立マクセル、レオパレス21、ヤクルトなど

2017/07/28(金) 15:00
★14:10  IDEC-後場急騰 通期営業益を上方修正 1Qは営業益3.4倍で着地
 IDEC<6652.T>が後場急騰。同社は28日14時に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から56.5億円(前期比59.3%増)へと引き上げると発表した。
 主力製品である制御用操作スイッチなどのHMI機器や安全関連機器が好調に推移していることや為替が円安傾向にあることなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。なお、市場コンセンサスは52.0億円となっている。
 18.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想については従来の23.0億円から28.0億円(前年同期比86.4%増)へと引き上げた。
 併せて発表した、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は14.7億円(前年同期比3.4倍)だった。

★14:10  フリュー-3日続落 ホビーECサイト『F:NEX』オープン
 フリュー<6238.T>が3日続落。同社は7月28日14時に、自社ホビーEC(電子商取引)サイト『F:NEX(フェネクス)』をオープンし、同時に、自社オリジナルの高品質ホビーブランド「F:NEX」商品の予約受付を開始したと発表した。
 “フリューのフィギュアは次のステージへ”をコンセプトとして企画制作したオリジナル商品を販売する。第1弾となる今回は、TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の登場キャラクターであるラムとレムのフィギュアを発売する。

★14:14  ALSOK-後場マイナス転換 1Qは4%営業減益 完成工事の月ずれなど響く
 綜合警備保障<2331.T>が後場マイナス転換。同社は28日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が56.0億円(前年同期比4.0%減)だったと発表した。
 建設工事部門の完成工事の月ずれや、前期のサミットなどの大型常駐臨時警備の特殊要因などの反動が響いた。

★14:18  ソフトバンクG-反落 米共用オフィス大手のウィーワークの中国事業に出資
 ソフトバンクグループ<9984.T>が5日ぶり反落。同社が米共用オフィス大手のウィーワークの中国事業に、中国の投資会社である弘毅投資と共同で、計5億ドル(約560億円)を出資すると伝えられている。
 7月27日にウィーワークが発表したもので、ウィーワークでは増資により、成長市場と見込む中国で出店を加速する。日本経済新聞の報道によると、ソフトバンクと弘毅はウィーワークが新たに設立する中国の現地法人「ウィーワーク・チャイナ」の少数株主になる。出資比率など詳細は非公表。ウィーワークは現在中国で、北京など3都市に8カ所のオフィスを持つ。2018年には新たに最大4都市への出店を見込むとされる。

★14:18  日立マクセル-後場急騰 1Q営業益87%増 リチウムイオン電池の不採算製品販売絞り込みで
 日立マクセル<6810.T>が後場急騰。同社は28日14時に、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は20.8億円(前年同期比87.2%増)だったと発表した。不採算であった一部スマホ向けリチウムイオン電池の販売絞り込みを実施したことが寄与した。

★14:22  レオパレス21-3日続伸 収益性の低下した事業用不動産を順次処分 日経報道
 レオパレス21<8848.T>が3日続伸。同社が収益性の低下した事業用不動産を順次処分すると、7月28日付け日本経済新聞・朝刊で伝えられた。
 9月をメドに自社で保有する賃貸アパート約600棟のうち、400棟を国内不動産会社に一括で売却する計画。資産ベースで投下資本を減らし、投下資本利益率(ROIC)を現在の7%から20.3期に8~10%まで高める考えとされる。

★14:26  ヤクルト-続伸 1Qは38%営業増益 プロバイオティクス啓発展開で商品優位性を訴求
 ヤクルト本社<2267.T>が続伸。同社は28日、18.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が99.8億円(前年同期比37.7%増)だったと発表した。
 プロバイオティクスの啓発・普及活動を展開し、商品の優位性を訴求した。また、販売組織の拡充、新商品の研究開発や生産設備の更新のほか、国際事業や医薬品事業にも積極的に取り組み、業績の向上に努めたという。


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