前場コメント No.2 あさくま、楽天G、SHINKO、東海理化、伊藤忠、タクマ

2024/04/18(木) 11:33
★9:05  あさくま-買い気配 株主優待を拡充 年2回実施へ
 あさくま<7678.T>が買い気配。同社は17日、同社株式への投資の魅力を一層高め、中長期的に保有する株主の拡大を図ることを目的として、株主優待制度の内容を拡充すると発表した。
 
 従来は1月末日の同社株主名簿に記載された同社株式100株以上を保有の株主を対象にグループで使用できる食事券を贈呈していたが、新たに毎年1月末日、7月末日の同社株主名簿に記載された同社株式100株以上を保有する株主を対象に、抽選で「あさくまおせち」や食事券などを贈呈するほか、抽選に外れた株主にも食事券を贈呈する。
 
 なお、2024年7月末日を基準日とする株主優待制度から実施するとしている。

★9:06  楽天G-7日続落 決済アプリ統合 ポイント機能も PayPay対抗=日経
 楽天グループ<4755.T>が7日続落。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社が決済アプリを統合すると報じた。
 
 記事によれば、スマートフォン決済「楽天ペイ」に、「楽天ポイント」と電子マネー「楽天Edy」の機能を集約するという。急成長が続くスマホ決済に、ポイントのみの利用者を誘導するようだ。ソフトバンク<9434.T>系のPayPayがグループの銀行や証券などのサービスと連携する仕組みを整えていることから、同社もアプリを統合して対抗するとしている。

★9:06  SHINKO-急落 前期営業益を下方修正 案件の期ずれなどが響く
 SHINKO<7120.T>が急落。同社は17日、24.3期通期の営業利益予想を従来の7.0億円から6.2億円(前の期比17.2%減)に下方修正すると発表した。

 機器の調達遅れおよび顧客都合による作業延期などが発生し、4Qに計画していた利益率の高いソリューション案件の納品が翌期となったほか、仕入れ原価の上昇、出張費の増加、積極的な採用活動に伴う採用費などの増加も響いた。

★9:07  東海理化-急落 トヨタ自動車が同社製品のリコールを届出
 東海理化<6995.T>が急落。同社は17日、同社が過去に製造したプリウス向け後席ドアハンドルの開スイッチに不具合が発生する恐れがあるとして、トヨタ自動車<7203.T>より国土交通省などの関係当局に対して市場回収処置(リコール)の届出が行われたと発表した。
 
 同件に係る同社の費用見積額は110億円であり、24.3期の営業費用として業績に反映するとしている。

★9:07  伊藤忠商事-3日続落 総額600億円でビッグモーター買収 来月新会社、250店承継=日経
 伊藤忠商事<8001.T>が3日続落。18日付の日本経済新聞朝刊は、同社グループと企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)が、中古車販売大手ビッグモーター(東京都多摩市)を約600億円で買収すると報じた。

 記事によれば、5月1日に新会社を設立し、約250の店舗と数千人の従業員を承継する方針だという。新会社は現在のビッグモーターから自動車の買い取り・販売を手がける中古車販売の全店を承継する見込みで、車の整備事業も引き継ぐようだ。新会社の持ち株比率はJWPが95%、同社グループが5%となるもよう。同社グループが数年後にJWPが保有する新会社の株を買い取る方針としている。

 なお、株価は軟調な地合いから売りが出ている。

★9:07  タクマ-3日ぶり反発 前期最終益を上方修正 投資有価証券の売却が寄与
 タクマ<6013.T>が3日ぶり反発。同社は17日、24.3期の連結純利益予想を従来の77.0億円から84.0億円(前の期比112.7%減)に上方修正すると発表した。
 
 投資有価証券の売却による特別利益の計上などを踏まえた。


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