平均への回帰の動きを狙う!
「おススメスクリーニング」は足元の相場状況などを勘案したスクリーニング条件をご紹介します。
平均から乖離している場合、平均に戻ろうとする動き(回帰の動き)をすることがあります。 今回は移動平均線から株価が大幅に下方乖離している銘柄のうち値動きの大きいものを選別し、この平均への回帰の動きを狙うスクリーニングアイデアをご紹介します。
コンサートなどの音響・映像サービスを提供するファブレスメーカーであるヒビノ<2469>や「いきなりステーキ」などを展開するペッパーフードサービス<3053>、複数業態の飲食店を運営するDDホールディングス<3073>のような新型コロナのマイナス影響を受けた銘柄が入りました。
また、大興電子通信<8023>やシノプス<4428>のように決算発表後に大きく値を下げた銘柄も入っています。
このスクリーニングでは、業績が悪化している銘柄が多くなる傾向がありますので、ハイリスクであることは念頭に入れておかれた方が良いかと思います。
とはいえ、安値圏で大きな動きが出てきた銘柄を抽出しているので、下に大きく振れたものは売られすぎの反動による強いリバウンド、上に大きく振れたものは大底脱出による上昇が期待できる銘柄群であるといえます。