マーケットの話題

明日の戦略
大幅安も多くの銘柄が上昇、中小型へのシフトが進むか
2024/05/30 17:08
 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり982/値下がり615。日経平均は500円近く下落したが、値上がり銘柄の方が多かった。三井住友やみずほFGなど銀行株が堅調。売買代金上位では日本郵政、ソニーG、三菱重工などの動きが良かった。コーエーテクモ、DeNA、ブシロードなどゲーム関連に強く買われるものが散見された。高島屋やH2Oリテイリングなど百貨店の一角が大幅高。中期経営計画を発表した阿波製紙がストップ高となった。

 一方、東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体株が弱く、アドバンテストは6%を超える下落。東電HDや北海道電力など電力株の下げも大きかった。INPEX、川崎汽船、住友鉱山など市況関連の多くが軟調。日経平均の弱さが目立った中、寄与度の大きいファーストリテイリングとソフトバンクGが2%台の下落となった。今期の見通しや中期経営計画の内容が失望を誘ったサクサHDが急落した。

 日経平均は大幅安。ただ、プライムでは値上がり銘柄の方が多いという奇妙な1日となった。自動車ではトヨタ、ホンダが下落した一方、マツダ、SUBARU、三菱自は上昇。不動産では三井不動産と三菱地所が下落した一方、野村不動産や住友不動産は上昇と、1番手、2番手を嫌ったような動きが見られた。また、グロース250指数は0.2%安と小幅な下落にとどまり、プラス転換する場面もあった。大型株優位の傾向に変化が生じているのかもしれない。

 29日の米国株は長期金利の上昇を嫌気して下落した。金利が上昇すれば株が下がるのは自然な反応で、その手前まではエヌビディアの好決算に酔いしれて金利に対する警戒が甘かった。米国株もこの先は金利動向に神経質となるだろう。ただ、それで株価が調整してくれば投機的な資金が抜けてインフレ加速に対する警戒も和らいでくる。また、株安そのものも金利低下要因となる。ここからは米長期金利の上昇にもブレーキがかかってくると思われる。目先は海外動向の影響を受けづらい中小型株に資金がシフトする可能性があるだけに、ややマイナーな好業績銘柄に着目したい。
2024/05/30 15:15
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
日経平均 38,054.13 -502.74 -1.30% 38,112.77 38,138.03 37,617.00
TOPIX 2,726.20 -15.42 -0.56% 2,712.81 2,731.39 2,696.05
グロース250 602.27 -1.08 -0.18% 595.96 604.57 594.16
2024/05/30 15:28
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
為替(ドル/円) 156.90 -0.68 -0.43% 157.59 157.66 156.75
日経平均(日足)
後場概況
日経平均は大幅に3日続落 38000円は上回る
2024/05/30 15:44
 30日の日経平均は大幅に3日続落。終値は502円安の38054円。米国で長期金利が上昇してダウ平均が大幅安となったことが嫌気され、寄り付きから400円を超える下落となった。すぐに節目の38000円を割り込むと売りに勢いがつき、一気に下げ幅を900円超に拡大。37600円台に突入した。10時以降は下げ渋り、後場に入ると38000円台を回復した。ただ、38100円台に乗せると上値が重くなり、終盤にかけては売り直された。終値ではかろうじて38000円を上回ったものの、500円を超える下落となった。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆3900億円。業種別ではその他製品、パルプ・紙、倉庫・運輸などが上昇した一方、鉱業、海運、非鉄金属などが下落した。証券会社が目標株価を引き上げた大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が急伸。反面、今期の大幅減益計画を提示した東和フードサービス<3329.T>が後場急落した。
前場概況
日経平均は大幅に3日続落 阿波製紙がストップ高
2024/05/30 11:40
 30日の日経平均は大幅に3日続落。前引けは582円安の37974円。ダウ平均の大幅安を嫌気して、寄り付きから400円を超える下落。すぐに節目の38000円を割り込むとしばらく下値模索が続き、安いところでは下げ幅を900円超に広げた。37600円台に突入したところで売りが一巡し、10時台に入ると幾分値を戻した。ただ、38000円に近付いてくると動きが鈍くなり、次第に37900円近辺でこう着感が強まった。前引けでは38000円に接近したものの、500円を超える下落。TOPIXは2700p、グロース250指数は600pを割り込む場面があったが、ともに前引けではこれらの節目を上回った。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆1000億円。業種別ではパルプ・紙、倉庫・運輸、その他製品などが上昇した一方、鉱業、卸売、非鉄金属などが下落している。中期経営計画が好感された阿波製紙<3896.T>が買いを集めてストップ高。半面、グローバルで長期金利上昇に対する警戒が強まってきたことから、タマホーム<1419.T>や東武住販<3297.T>など、住宅販売を手がける企業の株価が急落している。
今日の株式見通し
軟調か 米長期金利が上昇しダウ平均が大幅安
2024/05/30 07:49
 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は411ドル安の38441ドルで取引を終えた。早期の利下げに対する期待が後退する中、7年債の入札が低調と受け止められたことなどから10年債利回りは4.6%台に乗せた。長期金利上昇を嫌気してリスク回避ムードが強まり、幅広い銘柄が売りに押された。ドル円は足元157円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて175円安の38315円、ドル建てが165円安の38325円で取引を終えた。

 日本も米国同様にリスク回避姿勢が強まると予想する。ダウ平均が大きく下げているのに米長期金利が下がらないため、「悪い金利上昇」が進行しているとの警戒が高まりやすい局面。日本も長期金利の上昇が株価の重荷となっており、買い手控えムードが強まるだろう。CME225先物からは日経平均は節目の38500円を大きく下回るスタートが想定される。きのう大きく下げている分、下値は拾われるだろうが、腰の入った買いは入りづらく、場中は低空飛行が続くと予想する。日経平均の予想レンジは38100円-38600円。
市場スケジュール
2年国債入札
《決算発表》
東和フード
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米4月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル、ベストバイ、コストコ・ホールセール、ネットアップ、クーパー、アルタ・ビューティー、ホーメル・フーズ
プレミアム銘柄の最新情報
大きく動いた銘柄
ホットリンク 314 +49
阿波製紙 564 +80
ALPHA 2,209 +400
ストップ安銘柄はありません
トレーダーズ・コンパス
05/30の日経平均をテクニカル判定
移動平均線
パラボリック
H&L転換
ポイント&フィギュア
総合判定
RSI
35.12
ストキャスティクス
28.66
騰落レシオ
97.07
移動平均乖離率
-1.42
総合判定
通常
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