マーケットの話題

明日の戦略
強い上昇で週間でもプラス、来週は米小売企業の決算に注目
2022/05/20 17:14
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1270/値下がり492。ファーストリテイリングやソフトバンクGが強い上昇。レーザーテック、HOYA、エムスリーなどグロース株の動きが良く、リクルートは6%超上昇した。株主還元強化を発表したセイコーエプソンが8%を超える上昇で年初来高値を更新。グロースだけでなくバリュー株にも資金が向かっており、三菱商事や日本製鉄が大幅上昇。東邦チタニウム、大阪チタニウムのチタン2社が人気化しており、大阪チタニウムはストップ高をつける場面もあった。

 一方、キーエンスが逆行安。リスク選好ムードが強まったことから、東電HDや東京ガスなどディフェンシブ系の銘柄が弱かった。JT、森永製菓、日本水産など食品系が軟調。直近で騰勢を強めていた三井松島が利益確定売りに押された。決算を材料に相模ゴムや大同信号が大幅安。連日荒い値動きが続く日医工が12%を超える下落となった。

 今週、業種別の騰落を見ると、上位は上から倉庫・運輸、鉱業、海運、サービス、空運、下位は下から食料品、小売、水産・農林、保険、電気・ガスとなっている。上位業種はやや市況系が強いといったくらいだが、下位業種はディフェンシブ系が多く、物色はリスクオンに傾いたことが確認できる。米国の長期金利に上昇一服感が出てきており、株式に資金が向かいやすい地合いが醸成されつつある。来週は25日に5月開催のFOMC議事録が公表される。0.5%の利上げが始まった回でもあり、議論の中身はかなりタカ派的であったとは思われる。これを確認した際に米国の長期金利が改めて大きく上昇するのか、それとも落ち着いた動きとなるのかが、来週の焦点となる。金利上昇が限られるようであれば、グロース株に見直しの余地が出てくる。

【来週の見通し】 一進一退か。今週、ターゲットの決算が失望材料となり、米国株が強く売られる場面があった。来週はベストバイやコストコなどの決算発表があり、これらの決算内容および、米国株の反応が俄然注目を集めることになる。半導体大手エヌビディアの決算発表も予定されているほか、5月開催のFOMC議事録公表もあり、米国動向に振らされる状況がもうしばらく続くことになりそうだ。日本株の今週の動きを見ると、弱材料には耐性がつきつつあるように見えるだけに、押し目があれば買いは入るとみる。ただ、米国株の不安定な動きが続いており、高くなったところでの買いは恐る恐るとなるだろう。

【今週を振り返る】 堅調となった。米国株に持ち直しの動きが見られたことから、日経平均も前週の下げに対して押し目を拾う動きが優勢となった。18日までは4営業日連続で3桁の上昇。米国株が4月の小売売上高を好感して大幅高となったことを受けて、27000円台に乗せる場面もあった。18日のダウ平均が小売株の決算を嫌気して4桁の下落となったことから、これを受けた19日には大幅安となった。しかし、悲観ムードはそれほど高まらず、20日には米国株の下落を受けても大幅高。週間でもプラスで終えた。日経平均は週間では約311円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
2022/05/20 15:15
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
日経平均 26,739.03 +336.19 +1.27% 26,448.23 26,769.20 26,426.99
TOPIX 1,877.37 +17.29 +0.93% 1,861.87 1,878.83 1,859.88
マザーズ指数 657.29 +16.62 +2.59% 647.60 657.66 640.88
2022/05/20 15:28
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
為替(ドル/円) 127.92 +0.11 +0.09% 127.76 128.21 127.52
日経平均(日足)
後場概況
日経平均は大幅反発 川崎汽船が大幅上昇
2022/05/20 15:24
 20日の日経平均は大幅反発。終値は336円高の26739円。米国株の下落を受けても小高く始まると、場中は上げ幅を広げる展開。序盤に26500円どころでいったんもみ合ったが、同水準での攻防を上に抜けると、買いが買いを呼ぶ流れとなった。米株先物が強い動きとなったことで、米国株下げ止まりへの期待が高まった。前場のうちに上げ幅を300円超に拡大。後場は上昇ペースは鈍ったものの、じわじわと水準を切り上げる流れが続き、取引終盤にきょうの高値をつけた。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆円。業種別では海運、精密機器、非鉄金属などが上昇した一方、電気・ガス、パルプ・紙、食料品などが下落している。海運株が買いを集めており、川崎汽船が7%を超える上昇。半面、決算発表の延期を発表した技研ホールディングスが5%を超える下落となった。
前場概況
日経平均は大幅反発 上げ幅を300円超に広げる
2022/05/20 11:42
 20日前場の日経平均は大幅反発。前引けは309円高の26712円。米国株安を受けても小高く始まると、じわじわと上げ幅を拡大。節目の26500円近辺では強弱感が交錯してしばらくもみ合ったが、米株先物の強い動きや円安進行などを追い風に、次第に同水準より上が定着した。10時を過ぎた辺りからは買いに勢いがつき、11時近辺では上げ幅を300円超に拡大。26700円台に乗せて高値圏で前場の取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆4900億円。業種別では海運、非鉄金属、精密機器などが上昇している一方、電気・ガス、建設、パルプ・紙などが下落している。前期の利益見通し引き上げが好感された東北新社が急伸。反面、今期の大幅減益計画が嫌気された大同信号が急落している。
今日の株式見通し
軟調か ダウ平均とS&P500が年初来安値を更新
2022/05/20 07:52
 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は236ドル安の31253ドルで取引を終えた。前日の大幅安を受けて上値の重い展開。押し目では自律反発期待の買いも入ったが、プラス圏に浮上すると戻り売りに押された。ダウ平均とS&P500が年初来安値を更新している。ドル円は足元127円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と変わらずの26370円、ドル建てが10円高の26380円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。ただ、ナスダックが下げはしたものの横ばい程度で終えており、そこまで厳しい下げにはならないとみる。きのうの日本株は、米国株の急落を受けても比較的底堅く推移した。18日の米国株の下げ度合いを鑑みれば、余波が続くことはある程度織り込んでいるだろう。とは言え、反転の材料には乏しく、それだけに日経平均は26500円より上(19日終値:26402円)より上では買いづらさも意識される。序盤ではアグレッシブな動きが見られるかもしれないが、次第に売買手控えムードが強まり、中盤以降はやや弱めで動意に乏しい動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは26200円-26550円
市場スケジュール
今日の予定はありません
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プレミアム銘柄の最新情報
大きく動いた銘柄
エネチェンジ 685 +100
シンバイオ 780 +86
ペルセウス 527 +80
ストップ安銘柄はありません
トレーダーズ・コンパス
05/20の日経平均をテクニカル判定
移動平均線
パラボリック
H&L転換
ポイント&フィギュア
総合判定
RSI
46.06
ストキャスティクス
65.21
騰落レシオ
94.34
移動平均乖離率
0.33
総合判定
通常
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