ウィークリーレポート
尻上がりの展開と出口案件の嫌われっぷり
第4週に入って本格化したIPOは尻上がりの展開を見せた。特に海外からの期待の高かった北里コーポは1.5倍近く、エータイは1.7倍近くに初値ははね上がった。半面、ファンド出口案件への厳しい見方も再確認することになり、プリモGHDは唯一公開価格割れした初値もさながら、セカンダリーの急落ぶりも激しかった。前週に上場した伊沢タオルも週半ば以降は売られ、早速の公開価格割れだ。
それにしてもいろいろと要素はあったとはいえ、人生の門出に関わるプリモGHDが売られ、人生終えんビジネスのエータイが人気を集める対比は日本の縮図を現しているともいえそう。特にエータイの予想以上の買われっぷりには「日本大丈夫か?」という気にもさせられる。そんななかでも不妊治療の北里コーポが買われたのは救いではあるが
それにしてもいろいろと要素はあったとはいえ、人生の門出に関わるプリモGHDが売られ、人生終えんビジネスのエータイが人気を集める対比は日本の縮図を現しているともいえそう。特にエータイの予想以上の買われっぷりには「日本大丈夫か?」という気にもさせられる。そんななかでも不妊治療の北里コーポが買われたのは救いではあるが