後場コメント No.1 アイモバイル、日東紡、三井物、スペースマーケ、オープンハウス、ピアラ

2023/12/07(木) 15:01
★12:32  アイモバイル-後場買い気配 1Q営業益3.6倍 ふるさと納税の制度改正などで需要前倒し
 アイモバイル<6535.T>が後場買い気配。同社は7日12時、24.7期1Q(8-10月)の連結営業利益は20.0億円(前年同期比3.6倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は52.6%。

 ふるさと納税事業「ふるなび」において、海産物支援寄附や制度改正などにより需要が前倒しで発生した。この結果、寄附受け付け件数をはじめとする各指標が想定を大きく上回ったことが寄与した。

★12:34  日東紡-丸三が目標株価引き上げ AIサーバー向けNEガラスの旺盛な需要継続へ
 日東紡<3110.T>が4日続落。丸三証券では、AIサーバー向けNEガラスの旺盛な需要継続を予想。投資判断は「買い」を継続、目標株価を4400円→4800円に引き上げた。

 生成AIサーバー向けのNEガラス需要は同社にとってこれまでほとんどなかった新たな需要であり、丸三ではそこで採用されている基板の多層化も影響して販売数量が大幅に伸長していると予想。AIデータセンターへの投資が継続されることで、25.3期下期に台湾工場での能力増強効果の発現と、半導体市場の本格回復によるスペシャルガラス(NEガラス)の需要拡大が業績成長をけん引するとみている。

★12:39  三井物産 -SMBC日興が目標株価を引き上げ 今は選好されづらいが経営の足取りは確か
 三井物産 <8031.T>が大幅反落。SMBC日興証券では、今は選好されづらいが、経営の足取りは確かと指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を5830円→6090円に引き上げた。

 SMBC日興で同じく「1」を付与する他商社との相対感では、(1)来期業績(純利益は YoY△6%と予想vs伊藤忠+3%、三菱商△1%)、(2)来期総還元利回り(4.7%vs伊藤忠4.2%、三菱商6.7%)の2点から、足元はやや選好されづらいと考えている。もっとも、経営の足取りは確かと指摘。既存事業の強化や効率化・ターンアラウンドを進めるとともに、成長投資と資産入替を加速。従来以上に企業価値向上に邁進しつつあるとコメントしている。これらの定量効果の歩みを着実に確認出来れば、基礎収益力の拡大や下限配当の切り上がりの観点で、株式市場の期待値を超えるポテンシャルは大きいと指摘。株価下落時は押し目買いのスタンスとみている。

★12:45  スペースマーケット-4日続伸 各務正人氏が同社株を買い増し 保有割合は6.91%→8.78%
 スペースマーケット<4487.T>が4日続伸。同社株について、グローバルウェイ<3936.T>の取締役会長である各務正人氏と共同保有者の保有割合が増加した。12月7日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は6.91%→8.78%となっている。

★12:53  オープンハウスグループ-反落 分譲戸建て 在庫効率悪化 回転日数40日増=日経
 オープンハウスグループ<3288.T>が反落。7日付の日本経済新聞朝刊は、同社の23.9月期の棚卸し資産回転日数は約190日と需要が活況だった21.9期から約40日延び、過去5年間で最長となったと報じた。

 記事によれば、住宅価格上昇や金利高で消費者が購入に慎重になり、販売が振るわないもよう。3月期企業の飯田グループホールディングス<3291.T>とケイアイスター不動産<3465.T>を9月期に換算し、9月期企業の同社とともに棚卸し資産回転日数を算出したところ、23.9期は3社とも長くなったとしている。

★13:04  ピアラ-3日続落 料理研究家リュウジ氏監修「良朝丸」を販売
 ピアラ<7044.T>が3日続落。同社は7日12時、連結子会社のP2Cが、料理研究家・YouTuberのリュウジ氏監修のもと、指定医薬部外品の「良朝丸」を6日より販売開始したと発表した。

 発売を記念して「X(旧Twitter)」および公式サイトにてキャンペーンを実施する。同商品は食べ過ぎまたは飲みすぎによる胃部不快感および吐き気などに対する効果・効能が期待できるとしている。なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。


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マーケットデータ
日経平均 37,667.41 -202.10
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NYダウ 40,589.34 +654.27
ナスダック総合 17,357.88 +176.16
ドル/円 154.32 +0.39
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