富士通-続落 AIを活用して海中の生物や構造物の3次元形状データを取得する技術を開発
富士通<6702.T>が続落。同社は26日、AIを活用し、自律型無人潜水機を用いて、海中の生物や構造物の解像度が高い3次元形状データを取得する技術を開発したと発表した。
同技術により、カーボンニュートラルや生物多様性の保全に向けた海洋調査に際して、対象となる生物や構造物の状況を可視化し、体積などを推定することが可能になったとしている。
同社は今後、同技術を活用し、2026年度中に藻場に関する海洋デジタルツインの確立をめざすという。これにより、企業・自治体などによる、藻場が吸蔵する炭素の見積りや藻場の保全・造成をする施策、サンゴ礁における生物多様性を保全する施策などの立案を支援し、サステナビリティ・トランスフォーメーションを推進するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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