セガサミーHD-大幅高 欧州事業の構造改革で特損62億円 業績改善に期待した買い優勢
セガサミーホールディングス<6460.T>が大幅高。同社は28日、欧州地域における構造改革の実施に伴い、特別損失を計上すると発表した。
連結子会社であるRelicの全株式を譲渡することで、事業再編損47億円を計上する見込み。また、中期ラインナップの見直しにより、開発中タイトルの仕掛品の評価減として56億円を売り上げ原価として計上する。加えて、固定費の適正化を進めるため240名の人員削減を実施し、15億円を特別損失として計上する。
これらの施策実施により、56億円の売り上げ原価と62億円の特別損失を計上する。一方、施策の効果として年間100億円程度のキャッシュアウト抑制を見込んでいる。
株価は構造改革による将来的な業績改善に期待した買いが優勢となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ