米メタ－時間外で急落　メタバース部門の赤字継続や投資拡大を嫌気

4月24日 終値 前日比 前日比（％） （時間外） 終値比　終値比（％） ------------------------------------ ------------------------------　 META 493.50 -2.60 -0.52％ 418.85 -74.65 -15.13％ 　4月24日の時間外取引で米ソーシャルネットワーク・ウェブサイト運営会社のメタ・プラットフォームズ（旧フェイスブック、NASDAQ：META）が急落。メタが4月24日引け後に発表した2024年第1四半期（1-3月）決算は、売上高が前年同期比27.3％増の364億5500万ドルとなり市場予想の361億5600万ドルを上回った。純利益が同2.2倍の123億6900万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は4.71ドルと市場予想の4.32ドルを上回った。 　ザッカーバーグCEOが注力するメタバース部門の売上高は前年同期比30％増の4億4000万ドルとなったが、売上高の1％にとどまり、市場予想の5億1250万ドルを下回った。営業損失は38億5000万ドルと43億1000万ドルの赤字予想を下回ったものの、高水準の損失が続いた。部門別損益が公表された2020年からの累積損失は450億ドルを上回った。 　今後については、第2四半期の売上高を365億-390億ドルとし、中央値が市場予想の383億ドルを下回った、2024年通期の設備投資額は350億-400億ドルを見込み、従来の300億-370億ドルから増加するとした。 　株価は4月24日の通常取引で前日比2.60ドル安(-0.52％)の493.50ドルで終了し、年初来では39.42％高となったが、時間外取引では終値比で15％超の急落となった。