後場コメント No.6 33FG、豊田合、三晃金、植木組、愛知鋼、第一実、グローセキュ

2024/04/26(金) 15:02
★14:21  三十三FG-反発 前期最終益を上方修正 三十三銀行が堅調
 三十三フィナンシャルグループ<7322.T>が反発。同社は26日14時、24.3期通期の連結純利益予想を従来の57.0億円から69.0億円(前の期比9.0%増)に上方修正すると発表した。

 主に子会社の三十三銀行において、資金利益および役務取引等利益が前回予想を上回る見込みであること、経費が前回予想を下回る見込みであることなどを踏まえた。

★14:25  豊田合成-後場下げ幅拡大 今期最終益28%減見込む 前期は3.2倍
 豊田合成<7282.T>が後場下げ幅拡大。同社は26日14時20分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を370億円(前期比28.1%減)に、年間配当予想を105円(前期は95円)にすると発表した。市場コンセンサスは482億円。

 価格改訂や開発費等を含む固定費増の影響は合理化努力で吸収するものの、減販や市況影響などにより減益を見込む。想定為替レートは1米ドル145円とした。

 24.3期通期の連結純利益は515億円(前の期比3.2倍)だった。日本、米州を中心とした顧客の生産台数増加や、合理化努力などが寄与した。

★14:35  三晃金属工業-後場急落 今期営業益6%減見込む 前期は10%増
 三晃金属工業<1972.T>が後場急落。同社は26日14時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を34.8億円(前期比6.2%減)に、年間配当予想を190円(前期は200円)にすると発表した。

 工事面では引き続き高レベルの期首受注残高を維持しており、工事量の増加を確実に実行し、増収に注力する。一方で建築コストは上昇しており、受注価格への転嫁といっそうのコスト低減強化により全体的な利益確保に努めるとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は37.1億円(前の期比10.0%増)だった。高いレベルにあった期首受注残の工事が順調に進ちょくした。受注単価の改善、工事量の増加、工事原価管理強化による原価低減なども寄与した。

★14:35  植木組-後場急騰 前期営業益を上方修正 増配も発表
 植木組<1867.T>が後場急騰。同社は26日14時30分、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の19.0億円から26.0億円(前の期比27.4%増)に上方修正すると発表した。
 
 ICT技術などの活用により現場力を高めたとともに、一部工事において原材料価格などの上昇分が物価スライドにより認められたことで採算性が向上したことを踏まえた。

 併せて24.3期の期末配当を従来予想の55円に対して70円(前の期末は55円)に決定した。

★14:44  愛知製鋼-後場急落 今期最終益44%減見込む 前期は4.1倍
 愛知製鋼<5482.T>が後場急落。同社は26日14時40分、25.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を37.0億円(前期比43.9%減)に、年間配当予想を70円(前期は100円)にすると発表した。

 24.3期通期の連結純利益は65.9億円(前の期比4.1倍)だった。販売価格の値上がりや鉄スクラップ・購入鋳片(ちゅうへん)・エネルギーなど購入品価格の値下がり、原価低減などの収益改善活動の効果などが寄与した。期末配当については、従来予想の40円に対し60円に決定した。

★14:53  第一実業-後場急騰 前期最終益を上方修正 増配も発表
 第一実業<8059.T>が後場急騰。同社は26日14時45分、24.3期通期の連結純利益予想を従来の54.0億円から74.0億円(前の期比17.2%増)に上方修正すると発表した。
 
 主にエナジーソリューションズ事業や自動車事業の欧州・米州向け主力製品大型案件の売上とそれに伴う利益の計上、また政策保有株式の売却による特別利益の計上が寄与する。

 併せて24.3期の期末配当予想を34円から45円に上方修正すると発表した。

★14:53  GSX-3日続落 今期連結営業益15.8億円見込む 手じまい売り優勢
 グローバルセキュリティエキスパート<4417.T>が3日続落。同社は26日14時40分、25.3期通期の連結営業利益予想を15.8億円に、年間配当予想を未定(前期は26.21円)にすると発表した。今期から連結決算に移行するため、非連結である前期実績。との比較は記載されていない。

 中堅・中小企業におけるセキュリティ対策ニーズ、IT企業・SIerにおけるセキュリティ教育ニーズなどは引き続き旺盛と予想。売上高の拡大を継続しながら、利益率の向上を重視するとしている。

 24.3期通期の営業利益は11.1億円(前の期比51.1%増)だった。教育事業が旺盛なセキュリティ人材育成ニーズにより伸長した。コンサルティング事業などほかの事業も伸長した。

 発表後に株価はプラスへ転じる場面もあったが、手じまい売りに押され再びマイナスとなっている。


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