後場コメント No.1 松屋R&D、VIS、アクシアル、松井建、クリエート、上新電

2024/05/07(火) 15:00
★12:30  松屋R&D-後場買い気配 前期営業益を上方修正 ベトナム新工場の安定稼働など寄与
 松屋アールアンドディ<7317.T>が後場買い気配。同社は7日11時30分、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から12.7億円(前の期比2.1倍)に上方修正すると発表した。

 想定より為替相場が安定的に推移した。ベトナム子会社における新工場が安定的に稼働していることもあり、従来予想を上回る見通し。決算発表は5月15日の予定。

★12:30  VIS-後場売り気配 1Q最終赤字8700万円 事業費用や上場関連費用が響く
 Veritas In Silico<130A.T>が後場売り気配。同社は7日12時、24.12期1Q(1-3月)の連結純損益は8700万円の赤字だったと発表した。前年同期の四半期財務諸表が作成されていないため、実績の比較は記載されていない。通期の会社計画は1億0800万円の黒字。

 研究開発費を含む事業費用の負担や、東京証券取引所グロース市場上場に関連する費用を計上したことが響いた。通期の見通しは据え置いた。

★12:31  アクシアル-反発 今期営業益3%増見込む 実質増配へ
 アクシアル リテイリング<8255.T>が反発。同社は7日11時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を121億円(前期比2.7%増)に、年間配当予想を25円(前期は85円)にすると発表した。市場コンセンサスは119億円。

 店舗改装と新規出店に関する諸費用の発生時期の違い、継続して取り組んでいるコストカットの取り組み効果、その他年間計画に基づく予算の執行方針などを踏まえ増益の見通し。配当予想は株式分割換算前で100円のため、15円の増配となる見込み。

 24.3期通期の連結営業利益は118億円(前の期比12.8%増)だった。社会経済活動の再開や商品販売価格改定が進んだことなどにより増収となった。継続して取り組んでいる利益確保およびコストカット施策の効果も寄与した。

★12:33  松井建設-後場マイナス転換 前期営業益を下方修正 資機材価格の高騰や労務費の上昇響く
 松井建設<1810.T>が後場マイナス転換。同社は7日12時、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の15.0億円から2.6億円(前の期比88.4%減)に下方修正すると発表した。

 一部の長期大型工事において資機材価格の高騰および労務費の上昇に伴い採算が悪化していたが、工程促進費用の発生などによりさらなる悪化が見込まれることとなった。これにより、あらたな損失の計上および工事損失引当金繰入額で約11億円を計上することを踏まえた。

★12:34  クリエートメディック-後場マイナス転換 1Q最終益55%減 仕入れコスト上昇などが響く
 クリエートメディック<5187.T>が後場マイナス転換。同社は7日11時30分、24.12期1Q(1-3月)の連結純利益は5900万円(前年同期比54.5%減)だったと発表した。円安による輸入仕入コストの上昇に加え、本社売却に伴う減価償却費の前倒しおよび中国大連市の補助金の減少が響いた。

★12:40  上新電機-後場プラス転換 今期営業益8%増見込む 前期配当15円増額 今期10円増配
 上新電機<8173.T>が後場プラス転換。同社は7日12時30分、25.3期通期の連結営業利益予想を90.0億円(前期比7.6%増)に、年間配当予想を100円(前期は90円)にすると発表した量の拡大から質の向上への変革により、収益力の強化に取り組む。

 24.3期通期の連結営業利益は83.6億円(前の期比0.6%増)だった。売上原価率の低下などが寄与した。チャネル別では、店頭販売が増加した一方、インターネット販売が減少した。会社計画は90.0億円だった。期末配当は従来の75円に対し90円とした。


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