太陽誘電-売り気配 今期最終益32%増見込む コンセンサス下回る 前期は64%減
太陽誘電<6976.T>が売り気配。同社は8日、25.3期通期の連結純利益予想を110.0億円(前期比32.2%増)に、年間配当予想を90円(前期は90円)にすると発表した。市場コンセンサスは207億円。
自動車の電子化・電動化やデータセンターを中心とした情報インフラの投資拡大により、電子部品の需要が増加する見通し。想定為替レートは1米ドル145円とした。
24.3期通期の連結純利益は83.2億円(前の期比64.2%減)だった。会社計画30.0億円を上回った。円安の進展により為替差益を計上したことなどが寄与した。同営業利益は90.8億円(同71.6%減)となり、会社計画100億円を下回った。在庫変動影響などにより操業度効果が想定以下となったことが響いた。
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