NY概況-ダウ172ドル高と6日続伸 昨年12月以来の長期連騰を記録
米株は高安まちまち。米10年債利回りが上昇し、ウーバーやインテルなどのハイテク株の一角が下落したものの、来週に注目の米4月消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、センチメントは引き続き良好だった。ダウ平均は小安く始まったが、終盤に210ドル高まで上昇し、172.13ドル高(+0.44%)で終了。昨年12月以来の6連騰を記録した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.65%安まで下落後、0.18%安と2日続落して終了。S&P500は朝方に0.42%安まで下落したものの、0.03ポイント安(0.00%)とほぼ横ばいで終了した。ダウ平均採用銘柄は、第2四半期の見通しを引き下げたインテルが2.22%安となったものの、アムジェン、ボーイング、JPモルガン・チェースが2%超上昇し、3銘柄でダウ平均を約96ドル押し上げた。S&P500の11セクターは公益、金融、ITなど4セクターが上昇し、不動産、素材、一般消費財、ヘルスケアなど7セクターが下落した。米10年債利回りは前日の4.46%から4.49%に上昇。前日まで5日続伸(利回りは低下)した反動や、米10年債入札がやや低調だったことで売りが優勢だった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.23ポイントから13.00ポイントに低下し、3月末以来の低水準となった。
※各種データは取得時の値です。
(NY 2024508)
DOW
39056.39 +172.13 (+0.44%)
NASDAQ
16302.756 -29.80 (-0.18%)
S&P500
5187.67 -0.03 (0.00%)
Rusell2000
2055.14 -9.51 (-0.46%)
SOX
4790.38 +5.50 (+0.11%)
CME225(ドル建て)
38445 -290
CME225(円建て)
38425 +215
WTI
78.99 +0.61 (+0.78%)
ドル円
155.60 +0.91
ユーロ円
167.18 +0.84
米10年債利回り(%)
4.4999 +0.039
米2年債利回り(%)
4.8386 +0.011
VIX
13.00 -0.23
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