後場コメント No.6 旭ダイヤ、ハードオフ、タツミ、ダイダン、メタルアート、信越化

2024/05/09(木) 15:04
★14:08  旭ダイヤモンド工業-MSMUFGが目標株価を引き上げ 業績向上と資本政策などでPBR1倍割れ解消へ
 旭ダイヤモンド工業<6140.T>が急伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、業績向上と株価を意識した資本政策、配当性向、IR拡充でPBR1倍割れ解消を予想。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を1000円から1200円に引き上げた。

 モルガン・スタンレーMUFGでは、構造改革及びSiCパワー半導体の加工用工具の成長、株価を意識した資本政策などに対する評価余地が大きいと考えている。目標株価は従来はROEとPBRの相関性より算出していたが、会社が取り組むPBR1倍割れ解消に向けた資本政策や株主還元、IR拡充などを勘案した方法に変更した。24/3期決算は5月15日発表、説明会は5月24日開催予
定という。

★14:12  ハードオフ-後場急騰 今期営業益12%増見込む 前期は21%増
 ハードオフコーポレーション<2674.T>が後場急騰。同社は9日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を31.5億円(前期比12.3%増)に、年間配当予想を76円(前期は76円)にすると発表した。

 出店は、直営店は29店舗、FC加盟店は16店舗、計45店舗の純増を予定し、前期比増収増益を見込む。

 24.3期通期の連結営業利益は28.0億円(前の期比21.3%増)だった。
  
 国内既存店売上高が6.1%増と堅調に推移し、31か月連続の前年超えとなり、全社売上高は28期連続増収、過去最高を更新したとしている。

 併せて24.3期の期末配当予想を62円から76円(前の期末は60円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★14:16  タツミ-後場急落 今期営業益27%減見込む 配当予想は未定
 タツミ<7268.T>が後場急落。同社は9日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を1.0億円(前期比26.9%減)だと発表した。

 認証試験不正問題や能登半島地震の影響により自動車各社の生産活動が低下していることなどから、減益を計画している。

 24.3期通期の連結営業損益は1.4億円の黒字(前の期は2.3億円の赤字)だった。

 また、25.3期年間配当予想は未定とした。

★14:22  ダイダン-後場急騰 今期営業益38%増見込む 前期は29%増
 ダイダン<1980.T>が後場急騰。同社は9日14時、25.3期通期の連結営業利益予想を150億円(前期比37.9%増)にすると発表した。

 完成工事高の大幅な増加を受け、営業利益においても過去最高値となる見込みだとしている。

 24.3期通期の連結営業利益は109億円(前の期比29.1%増)だった。

 完成工事高の増加および、資材価格の高騰や人手不足の状況が受注先に認識され、適正な価格で受注できるようになり、完成工事総利益率が上昇した結果、完成工事利益が増加したことが寄与した。

★14:22  ダイダン-後場急騰 新中計を策定 27.3期のROE10%以上めざす
 ダイダン<1980.T>が後場急騰。同社は9日14時、25.3期から27.3期までの3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。

 人材戦略を基盤とした人づくりの実現により企業価値を高めるとしている。
 
 数値目標として、27.3期の売上高は2600億円、ROEは10%以上をめざすとしている。

★14:27  メタルアート-後場急落 今期営業益29%減見込む 前期は23%減
 メタルアート<5644.T>が後場急落。同社は9日14時15分、25.3期通期の連結営業利益予想を20.7億円(前期比29.1%減)だと発表した。

 主要部門である自動車関連では、前期に発生した一部顧客の出荷停止の影響が残り、減益を見込んでいる。

 24.3期通期の連結営業利益は29.2億円(前の期比23.2%減)だった。開発費と減価償却費の増加、また材料価格変動が影響した。

 また、25.3期の年間配当予想を128円(前期は118円)とした。同社は配当性向30%を目標としているが、25.3期予想では24.8%、24.3期実績では16.4%となる。

★14:31  信越化学-SBIが目標株価引き上げ バリュエーションの上昇余地は残る
 信越化学工業<4063.T>が5日ぶり反発。SBI証券では、高収益力・成長性から、バリュエーションの上昇余地は残ると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を7680円→8520円と引き上げた。

 同社は、塩ビ、シリコンウエハーなど世界トップの主力事業に加え、電子材料などの収益拡大により25年度SBI予想ベースのROEは14.0%、営業利益率31.3%、EBITDA マージン40.1%と高い収益性を誇る。同業他社比較でも圧倒的に高い収益力や中期成長性に対して、株価バリュエーションは上昇余地が残るとSBIではみている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 39,130.63 +343.25
TOPIX 2,767.12 +21.50
グロース250 644.40 +11.42
NYダウ 40,003.59 +134.21
ナスダック総合 16,685.97 -12.35
ドル/円 155.82 +0.15
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ