後場コメント No.3 ＡｅｒｏＥｄｇｅ、ＳＨＩＦＴ、島津製、小野測、スタメン、ティーガイア
★13:35 ＡｅｒｏＥｄｇｅ－続落 経産省が「航空機用鋳造品」供給確保計画を認定 最大20億円助成
ＡｅｒｏＥｄｇｅ<7409.T>が続落。同社は19日、「航空機用鋳造品（チタン合金）」の安定供給を実現するための投資計画が、経済安全保障促進法に基づく特定重要物資の「供給確保計画」として、経済産業省から認定されるとともに、最大助成額の通知があったと発表した。
同認定に基づく投資計画は2028年までを予定しており、助成額は投資額の2分の1、最大20億円となっているが、投資額は今後の開発・事業進捗により変動する可能性があるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
ＡｅｒｏＥｄｇｅ<7409.T>が続落。同社は19日、「航空機用鋳造品（チタン合金）」の安定供給を実現するための投資計画が、経済安全保障促進法に基づく特定重要物資の「供給確保計画」として、経済産業省から認定されるとともに、最大助成額の通知があったと発表した。
同認定に基づく投資計画は2028年までを予定しており、助成額は投資額の2分の1、最大20億円となっているが、投資額は今後の開発・事業進捗により変動する可能性があるとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★13:52 ＳＨＩＦＴ－丸三が投資判断引き下げ 粗利率改善の確認が必要
ＳＨＩＦＴ<3697.T>が5日ぶり反発。丸三証券では、売上高は伸長するが粗利率改善の確認が必要と指摘。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、27000円としていた目標株価を取り下げた。
丸三では、同社の業績成長の源泉は人材の採用力だと考えている。今期はこれまで実施してきた積極的な人材採用に見合った案件が獲得できなかったことにより、粗利率が低下（エンジニア稼働率低下）するというマイナス面が顕在化したと指摘。これにより今後の採用方針が「量」より「質」へと変更されたため、前回予想から各期における採用人数の前提を2500名程度まで引き下げ、業績予想を減額した。積極的な人材採用による成長シナリオに変化がみられることや、今後の粗利率改善の継続性を確認する必要があるとし、投資判断を引き下げた。
ＳＨＩＦＴ<3697.T>が5日ぶり反発。丸三証券では、売上高は伸長するが粗利率改善の確認が必要と指摘。投資判断を「買い」→「中立」に引き下げ、27000円としていた目標株価を取り下げた。
丸三では、同社の業績成長の源泉は人材の採用力だと考えている。今期はこれまで実施してきた積極的な人材採用に見合った案件が獲得できなかったことにより、粗利率が低下（エンジニア稼働率低下）するというマイナス面が顕在化したと指摘。これにより今後の採用方針が「量」より「質」へと変更されたため、前回予想から各期における採用人数の前提を2500名程度まで引き下げ、業績予想を減額した。積極的な人材採用による成長シナリオに変化がみられることや、今後の粗利率改善の継続性を確認する必要があるとし、投資判断を引き下げた。
★13:54 島津製作所－4日ぶり反落 非アルコール性脂肪肝疾患の発症予測方法を開発
島津製作所<7701.T>が4日ぶり反落。同社は22日、聖路加国際大学と非アルコール性脂肪性肝疾患（NAFLD）の発症を予測できるシステムを開発したと発表した。
同システムにより、NAFLDの発症予測を定期的な受診や生活習慣の改善を通じた発症リスクの低減につなげ、予防医療に寄与するという。
今後は「複数施設間で互換性を持って利用可能な、NAFLDの簡易な発症予測ができる検査システム」の開発を進めるほか、NAFLD発症予測で開発した代謝物分析システムを慢性腎臓病や心房細動といった疾患にも応用することで、血中の代謝物測定による生活習慣病の包括的な発症予測システムの社会実装をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
島津製作所<7701.T>が4日ぶり反落。同社は22日、聖路加国際大学と非アルコール性脂肪性肝疾患（NAFLD）の発症を予測できるシステムを開発したと発表した。
同システムにより、NAFLDの発症予測を定期的な受診や生活習慣の改善を通じた発症リスクの低減につなげ、予防医療に寄与するという。
今後は「複数施設間で互換性を持って利用可能な、NAFLDの簡易な発症予測ができる検査システム」の開発を進めるほか、NAFLD発症予測で開発した代謝物分析システムを慢性腎臓病や心房細動といった疾患にも応用することで、血中の代謝物測定による生活習慣病の包括的な発症予測システムの社会実装をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:05 小野測器－後場急落 上期営業損益を下方修正 一転赤字へ
小野測器<6858.T>が後場急落。同社は22日14時、24.12期上期（1-6月）の連結営業損益予想を従来の0.7億円の黒字から4.8億円の赤字（前年同期は3.7億円の赤字）に下方修正すると発表した。
受注残高は増加しているものの、売り上げ予定であった案件が先送りとなったことや、原材料価格・外注費の上昇、拡販活動の活発化などによりコストが増加したことが響く。通期の見通しは据え置いた。売り上げ原資となる受注残が一定程度確保できていることから、通期では予想を達成できると見込む。決算発表は7月24日の予定。
小野測器<6858.T>が後場急落。同社は22日14時、24.12期上期（1-6月）の連結営業損益予想を従来の0.7億円の黒字から4.8億円の赤字（前年同期は3.7億円の赤字）に下方修正すると発表した。
受注残高は増加しているものの、売り上げ予定であった案件が先送りとなったことや、原材料価格・外注費の上昇、拡販活動の活発化などによりコストが増加したことが響く。通期の見通しは据え置いた。売り上げ原資となる受注残が一定程度確保できていることから、通期では予想を達成できると見込む。決算発表は7月24日の予定。
★14:10 スタメン－続落 「漏洩チェッカー」で新機能「ソフトウェア監視」をリリース
スタメン<4019.T>が続落。同社は22日14時、クラウド型IT資産管理・操作ログ管理ツール「漏洩チェッカー」に新機能「ソフトウェア監視」をリリースしたと発表した。
同新機能では、ソフトウェアごとの起動・終了ログを確認でき、端末ごとのソフトウェア稼働状況を日次レポートとして提供するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
スタメン<4019.T>が続落。同社は22日14時、クラウド型IT資産管理・操作ログ管理ツール「漏洩チェッカー」に新機能「ソフトウェア監視」をリリースしたと発表した。
同新機能では、ソフトウェアごとの起動・終了ログを確認でき、端末ごとのソフトウェア稼働状況を日次レポートとして提供するとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★14:15 ティーガイア－大幅高 ＢＣＪ-８３が設立 ベインによる株式取得間近との思惑
ティーガイア<3738.T>が大幅高。7月19日付で「ＢＣＪ-８３」および「ＢＣＪ-８４」が設立されたことが手がかり。
「ＢＣＪプラス通し番号」は、ベインキャピタルが買収などを目的にSPCを設立する際に用いられることが多く、上場廃止となったスノーピークを公開買い付けを実施した際に「ＢＣＪ-８０」を設立していた。
新たに上記会社が設立されたことで、次のベインの買収が近いとみて、候補とみられる企業に思惑的な資金が向かっている。同社は6月に一部海外メディアにより、住友商事<8053.T>が保有する同社株の売却について交渉中と報じられていた。
ティーガイア<3738.T>が大幅高。7月19日付で「ＢＣＪ-８３」および「ＢＣＪ-８４」が設立されたことが手がかり。
「ＢＣＪプラス通し番号」は、ベインキャピタルが買収などを目的にSPCを設立する際に用いられることが多く、上場廃止となったスノーピークを公開買い付けを実施した際に「ＢＣＪ-８０」を設立していた。
新たに上記会社が設立されたことで、次のベインの買収が近いとみて、候補とみられる企業に思惑的な資金が向かっている。同社は6月に一部海外メディアにより、住友商事<8053.T>が保有する同社株の売却について交渉中と報じられていた。
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