後場コメント No.3 JDSC、JAL、トーセ、マキタ、大黒天、ポプラ

2024/10/11(金) 15:00
★13:28  JDSC-反発 神戸大が推進する「AIスマート空調」実装で技術提供
 JDSC<4418.T>が反発。同社は10日、神戸大学が推進する「AIスマート空調」の社会実装において、神戸大学発のスタートアップKOBEイノベーションガレージ合同会社とともに技術提供すると発表した。
 
 所有するAIとデータサイエンスの高い技術力とコンソーシアムの治験を活用し、「AIスマート空調」のエラーや不具合検出の自動化とアルゴリズムの改良を支援し、同技術のさらなる高度化と普及拡大を通じて、CO2排出削減によるエネルギー効率の高い社会の実現をめざすとしている。

★13:36  JAL-もみ合い 大分県と訪日客の誘致強化など連携 包括協定結ぶ=日経
 日本航空<9201.T>がもみ合い。日本経済新聞電子版は11日13時30分、同社と大分県が同日に、地域活性化の推進に向けた包括連携協定を結んだと報じた。

 記事によれば、訪日外国人(インバウンド)客の誘致強化などに取り組むという。同社は大分空港の「宇宙港」としての活用をめざす大分県や、宇宙往還機を開発中の米企業シエラ・スペースなどとパートナーシップを結んでいるが、宇宙分野以外でも連携することにしたようだ。具体策では、例えば同社のオリジナルサイトなどで大分県の魅力を内外に発信するもよう。訪日客のほか、国内客の誘致を強化するとしている。

★13:51  トーセ-続落 今期営業黒字転換見込むも前期の赤字転落を嫌気
 トーセ<4728.T>が続落。同社は10日、25.8期通期の連結営業損益予想を2.8億円の黒字(前期は5.2億円の赤字)に、年間配当予想を25円(前期は25円)にすると発表した。

 AIを含む高度な開発技術の探求を続けるとともに、これまで取り組んできた開発工程の標準化の推進に加えて、プロジェクトマネジメント支援室による各プロジェクトの進ちょくや品質、リソース配分などのモニタリング機能を働かせることで、さらなる付加価値の向上に努めるという。

 24.8期通期の連結営業損益は5.2億円の赤字(前の期は4.9億円の黒字)だった。デジタルエンタテインメント事業で不採算となった案件が2件あったことや複数の案件が中止や失注となった影響により、売上高が減少し、コストが増加したことなどが響いた。

 株価は前期の赤字着地が嫌気されて、売りに押されている。

★13:51  マキタ-SBIが投資判断引き上げ 26.3期は建設需要回復で最高業績更新へ
 マキタ<6586.T>が3日続伸。SBI証券では、26.3期は建設需要の回復に伴う最高業績更新に注目。投資判断を「中立」→「買い」に、目標株価を4300円→6000円にそれぞれ引き上げた。

 SBIでは、この6カ月で同社株がTOPIXをアウトパフォームしていることについて、内部要因として23.3期から始まった同社の生産・在庫調整が順調に進展していること、外部要因として同社の売上高構成比が高い欧州諸国を始めとした海外での利下げが始まっていることなどが背景とみている。今後の同社業績は、25.3期が2~4Qも内部要因を主因に前年同期比で2~3割の営業増益と好調に推移しながら会社計画を大きく上回ると予想。26.3期は外部要因を主因に4期ぶりに販売物量が増加して最高益を更新すると見込んでいる。

★13:56  大黒天物産-3日続落 1Q営業益34%増も材料出尽くし
 大黒天物産<2791.T>が3日続落。同社は10日、25.5期1Q(6-8月)の営業利益は26.4億円(前年同期比34.3%増)だったと発表した。

 上期は大阪府、石川県にそれぞれ1店舗の計2店舗を出店。そのうち1店舗は100%センター供給店舗フォーマット(SFO店舗)での出店とすることで、従来の店舗と比べて出店コストと店舗運営コストの削減を実現したとしている。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★14:06  ポプラ-続伸 上期営業益13%増 直営店舗のフランチャイズ化を推進
 ポプラ<7601.T>が続伸。同社は10日14時、25.2期上期(3-8月)の連結営業利益は2.6億円(前年同期比13.2%増)だったと発表した。売り上げが好調だったほか、直営店舗のフランチャイズ化を推進したことによる費用の削減が進んだことも寄与した。


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