後場コメント No.3 セラク、ヒロセ電、メタプラネット、大成建、鈴木、AGC
★12:57 セラク-急落 今期営業益12%増見込むもコンセンサス下回る
セラク<6199.T>が急落。同社は15日、25.8期通期の連結営業利益予想を25.5億円(前期比12.1%増)に、年間配当予想を13.2円(前期は13円)にすると発表した。市場コンセンサスは26.8億円。
プロジェクトマネジメントができる人材の教育・育成や、ビジネスパートナーとの連携・活用、IT先端領域の技術力向上、サービスのさらなる拡充に注力するとしている。
24.8期通期の連結営業利益は22.7億円(前の期比16.9%増)だった。デジタルインテグレーションの伸長が寄与した。
なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。
セラク<6199.T>が急落。同社は15日、25.8期通期の連結営業利益予想を25.5億円(前期比12.1%増)に、年間配当予想を13.2円(前期は13円)にすると発表した。市場コンセンサスは26.8億円。
プロジェクトマネジメントができる人材の教育・育成や、ビジネスパートナーとの連携・活用、IT先端領域の技術力向上、サービスのさらなる拡充に注力するとしている。
24.8期通期の連結営業利益は22.7億円(前の期比16.9%増)だった。デジタルインテグレーションの伸長が寄与した。
なお、業績見通しがコンセンサスを下回ったことで、株価は売りが優勢となっている。
★13:01 ヒロセ電機-SMBC日興が新規「1」 業績は徐々に回復するフェーズ
ヒロセ電機<6806.T>が反落。SMBC日興証券では、業績は徐々に回復するフェーズと判断。投資評価を新規「1」、目標株価を2万3000円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、FA各社と高い相関性を示している同社の業績は、徐々に回復するフェーズにあるとみている。株価を見ると、AIサーバー向け製品需要への期待を織り込みながら上昇した日系電子部品各社と異なり、同社は過去1年間、FA各社とともに対TOPIXでアンダーパフォームしてきた。同社が株価上昇しやすい在庫循環の拡張初期に入りつつあることを考えると、今後は特にAI関連のリスクが意識される局面では同社がアウトパフォームしやすい状況となっていると考えている。
ヒロセ電機<6806.T>が反落。SMBC日興証券では、業績は徐々に回復するフェーズと判断。投資評価を新規「1」、目標株価を2万3000円でカバレッジを開始した。
SMBC日興では、FA各社と高い相関性を示している同社の業績は、徐々に回復するフェーズにあるとみている。株価を見ると、AIサーバー向け製品需要への期待を織り込みながら上昇した日系電子部品各社と異なり、同社は過去1年間、FA各社とともに対TOPIXでアンダーパフォームしてきた。同社が株価上昇しやすい在庫循環の拡張初期に入りつつあることを考えると、今後は特にAI関連のリスクが意識される局面では同社がアウトパフォームしやすい状況となっていると考えている。
★13:02 メタプラネット-後場急騰 ビットコインプットオプションをロールアップ
メタプラネット<3350.T>が後場急騰。同社は16日12時、シンガポールに拠点を置くデジタル資産取引会社であるQCPキャピタルと、ビットコインのプットオプションを新たなプットオプションに置き換えるロールアップ取引を実施したと発表した。
今回のロールアップ取引により、損益分岐点のビットコイン価格は新たな権利行使価格6万6000米ドルから13.40%下回る5万7156米ドルとなる。直近のビットコイン価格の上昇によりさらにプレミアム収入が増やすことができるようになったことを踏まえ、ビットコインの変動性を利用してより高い利回りを確保することが目的。
また、今回受け取る5.9095ビットコインの追加プレミアムは、24.12期中の収入(売上)として計上され、日本円換算額は5791万3100円となる。10月3日の取引で受け取ったプレミアム2億1454万9400円と合わせ、プットオプション売り取引からの総収益は2億7246万2500円になるとしている。
メタプラネット<3350.T>が後場急騰。同社は16日12時、シンガポールに拠点を置くデジタル資産取引会社であるQCPキャピタルと、ビットコインのプットオプションを新たなプットオプションに置き換えるロールアップ取引を実施したと発表した。
今回のロールアップ取引により、損益分岐点のビットコイン価格は新たな権利行使価格6万6000米ドルから13.40%下回る5万7156米ドルとなる。直近のビットコイン価格の上昇によりさらにプレミアム収入が増やすことができるようになったことを踏まえ、ビットコインの変動性を利用してより高い利回りを確保することが目的。
また、今回受け取る5.9095ビットコインの追加プレミアムは、24.12期中の収入(売上)として計上され、日本円換算額は5791万3100円となる。10月3日の取引で受け取ったプレミアム2億1454万9400円と合わせ、プットオプション売り取引からの総収益は2億7246万2500円になるとしている。
★13:05 大成建設-みずほが投資判断を引き上げ 積極的な株主還元、業績改善確度の高まりを評価
大成建設<1801.T>が大幅続伸。みずほ証券は、積極的な株主還元、業績改善確度の高まりを評価。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は4550円→7600円に引き上げた。
建設物価上昇や一部案件での是正工事などを理由に、24/3期実績は非常に厳しい内容であったが、25/3期1Q決算は建築事業の連結営業損益が黒字に転じ、受注戦略では採算性を重視する姿勢が強く示唆されていることから、業績改善の確度が高まっていると考えている。中期経営計画では成長投資と株主配当後に余剰資金が生じた場合に総還元性向100%を上限に自己株式取得を実施する還元方針が示されているという。説明会などで経営陣が積極的なコメントを残していることを踏まえると、高水準の株主還元が期待できるとみている。
大成建設<1801.T>が大幅続伸。みずほ証券は、積極的な株主還元、業績改善確度の高まりを評価。投資判断は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は4550円→7600円に引き上げた。
建設物価上昇や一部案件での是正工事などを理由に、24/3期実績は非常に厳しい内容であったが、25/3期1Q決算は建築事業の連結営業損益が黒字に転じ、受注戦略では採算性を重視する姿勢が強く示唆されていることから、業績改善の確度が高まっていると考えている。中期経営計画では成長投資と株主配当後に余剰資金が生じた場合に総還元性向100%を上限に自己株式取得を実施する還元方針が示されているという。説明会などで経営陣が積極的なコメントを残していることを踏まえると、高水準の株主還元が期待できるとみている。
★13:07 鈴木-SMBC日興が新規「1」 精密金型技術による競争優位性で高成長継続
鈴木<6785.T>が続伸。SMBC日興証券では、精密金型技術による競争優位性で高成長継続と判断。投資評価を新規「1」、目標株価を4200円でカバレッジを開始した。
同社は精密金型技術などを強みとした精密プレス部品(コネクタ端子など)の最大手であり、国内ほぼ全てのコネクタメーカーと取引関係を有する。日系コネクタメーカー各社と同水準のROEを達成できており、中期的なトップライン成長率もコネクタメーカーを上回る。日本国内で縮小し続けてきた金型産業に属していることもあり株式市場で十分に評価されてこなかったとみるが、同社の競争力が市場に認識されることにより、バリュエーションが拡大する可能性が高いとSMBCでは判断している。
鈴木<6785.T>が続伸。SMBC日興証券では、精密金型技術による競争優位性で高成長継続と判断。投資評価を新規「1」、目標株価を4200円でカバレッジを開始した。
同社は精密金型技術などを強みとした精密プレス部品(コネクタ端子など)の最大手であり、国内ほぼ全てのコネクタメーカーと取引関係を有する。日系コネクタメーカー各社と同水準のROEを達成できており、中期的なトップライン成長率もコネクタメーカーを上回る。日本国内で縮小し続けてきた金型産業に属していることもあり株式市場で十分に評価されてこなかったとみるが、同社の競争力が市場に認識されることにより、バリュエーションが拡大する可能性が高いとSMBCでは判断している。
★13:10 AGC-丸三が新規に「買い」 エレクトロニクス中心に戦略事業の成長性へ注目
AGC<5201.T>が3日続落。丸三証券では、EUVマスクブランクスを含むエレクトロニクス中心に、戦略事業の成長性へ注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を5700円に設定した。
丸三では、EUV(極端紫外線)マスクブランクスを含むエレクトロニクス中心に、戦略事業の成長により業績が回復することを予想。さらには再度拡大局面を迎えるとみている。また、予想配当利回りの観点からも投資妙味があると考えている。
AGC<5201.T>が3日続落。丸三証券では、EUVマスクブランクスを含むエレクトロニクス中心に、戦略事業の成長性へ注目。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を5700円に設定した。
丸三では、EUV(極端紫外線)マスクブランクスを含むエレクトロニクス中心に、戦略事業の成長により業績が回復することを予想。さらには再度拡大局面を迎えるとみている。また、予想配当利回りの観点からも投資妙味があると考えている。
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