後場コメント No.8 日触媒、菱製鋼、プロパティD、ツムラ

2024/11/07(木) 15:33
★15:14  日本触媒-後場急騰 通期営業益を上方修正 増配も発表
 日本触媒<4114.T>が後場急騰。同社は7日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の180億円から200億円(前期比20.8%増)に上方修正すると発表した。上期実績および下期見通しを踏まえた。

 上期(4-9月)の連結営業利益は105億円(前年同期比4.5%増)だった。市場コンセンサスは90.0億円。

 併せて25.3期の中間配当を従来予想の35円に対し54円(前期中間は90円)に決定し、期末配当予想を35円から54円(前期末は90円)に上方修正すると発表した。年間配当は70円→108円(1:4の株式分割を考慮すると432円、前期は180円)となる。

★15:14  三菱製鋼-後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 配当方針の変更と増配も発表
 三菱製鋼<5632.T>が後場上げ幅拡大。同社は7日15時に、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の68.0億円から80.0億円(前期比66.4%増)に引き上げると発表した。マージン改善の取り組みが想定以上に進ちょくしていることなどを踏まえた。

 25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は31.6億円(前年同期比10.1%増)だった。売価の改善や精密ばね部品の大型案件の量産開始に加え、原材料コストの低下や生産コスト低減が寄与した。

 併せて、配当方針の変更と配当予想の修正も発表した。配当方針について従来は「2023中期経営計画期間中は、連結配当性向30%を目安とする。また、同期間における1株当たり配当金の下限値を年間60円とする」としていたが、「2023中期経営計画期間中のうち、残り2期(25.3期および26.3期)については、連結配当性向30%を目安とする。また、同期間における1株当たり配当金の下限値を年間64円とする」に変更した。

 親会社株主に帰属する当期純利益の増益に伴い、配当方針(配当性向30%を目安とする)を勘案し、25.3期の期末配当予想を30円→34円(前期は35円)に修正した。年間配当は60円→64円(前期は60円)となる。

★15:16  プロパティデータバンク-後場急騰 上期経常益2.2倍 外注加工費の抑制など寄与
 プロパティデータバンク<4389.T>が後場急騰。同社は7日15時、25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は4.3億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。

 プロジェクトの原価管理体制が改善したことにより外注加工費を抑えられたほか、新サービスなどの投資開発案件が進展し資産計上が進んだ。これらにより粗利率が大幅に改善したことで増益となった。

★15:25  ツムラ-続伸 上期営業益は計画上回る 上期計画を上回る
 ツムラ<4540.T>が続伸。同社は7日15時、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益が211億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。上期の会社計画の193億円を上回った。

 国内事業において、医療用漢方製剤が、薬価改定において66処方が不採算品再算定の適用を受け、薬価が上昇したことなどが寄与した。


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