後場コメント No.8 野村HD、ソトー、スズキ、オリックス、日製鋼、石原産、ホソカワミクロ
★14:57 野村HD-大和が目標株価を引き上げ ROEの目線が上昇、基礎的な利益も拡大
野村ホールディングス<8604.T>が続伸。大和証券では、ROEの目線が上昇、基礎的な利益も拡大と評価。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1000円→1100円に引き上げた。
大和では2Q決算と事業環境の変化を踏まえて業績予想を見直した。当期利益の見通しについて、24年度:従来2500億円→2900億円、25年度:同2600億円→2700億円に増額。24年度はFICC及びエクイティ収益の好調とACI関連損益の上振れを織り込んだ。リテール中心に経費効率の向上も反映させている。資本政策の観点では、総還元性向:50%以上の方針を踏まえると今後の自己株式取得の可能性が温存された印象と指摘している。
野村ホールディングス<8604.T>が続伸。大和証券では、ROEの目線が上昇、基礎的な利益も拡大と評価。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は1000円→1100円に引き上げた。
大和では2Q決算と事業環境の変化を踏まえて業績予想を見直した。当期利益の見通しについて、24年度:従来2500億円→2900億円、25年度:同2600億円→2700億円に増額。24年度はFICC及びエクイティ収益の好調とACI関連損益の上振れを織り込んだ。リテール中心に経費効率の向上も反映させている。資本政策の観点では、総還元性向:50%以上の方針を踏まえると今後の自己株式取得の可能性が温存された印象と指摘している。
★14:57 ソトー-後場急騰 上期営業益62%減も配当方針変更と増配を好感
ソトー<3571.T>が後場急騰。同社は8日14時40分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比62.1%減)だったと発表した。染色加工事業において、受注数量の減少および燃料や原材料価格の上昇などにより、営業損失となったことなどが響いた。
併せて、配当方針を変更し、25.3期より適用DOE(連結純資産配当率)3.5%(従来は2.5%)を目標にすると発表した。変更に伴い、25.3期の期末配当予想を14円から26円(前期末は13円)に上方修正すると発表した。年間配当は28円→40円(前期は24円)となる。
なお株価は配当方針の変更と増配が好感され、買いが優勢となっている。
ソトー<3571.T>が後場急騰。同社は8日14時40分、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比62.1%減)だったと発表した。染色加工事業において、受注数量の減少および燃料や原材料価格の上昇などにより、営業損失となったことなどが響いた。
併せて、配当方針を変更し、25.3期より適用DOE(連結純資産配当率)3.5%(従来は2.5%)を目標にすると発表した。変更に伴い、25.3期の期末配当予想を14円から26円(前期末は13円)に上方修正すると発表した。年間配当は28円→40円(前期は24円)となる。
なお株価は配当方針の変更と増配が好感され、買いが優勢となっている。
★15:05 スズキ-後場買い気配 通期営業益を上方修正 一転増益へ 配当予想も増額
スズキ<7269.T>が後場買い気配。同社は8日15時、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の4800億円(前期比2.8%減)から5500億円(同11.4%増)に、年間配当予想を36円から40円に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは5184億円。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は3349億円(前年同期比40.7%増)だった。為替影響や構成変化などの改善が寄与した。セグメント別では、四輪、二輪、マリンともに増益となった。
スズキ<7269.T>が後場買い気配。同社は8日15時、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の4800億円(前期比2.8%減)から5500億円(同11.4%増)に、年間配当予想を36円から40円に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは5184億円。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は3349億円(前年同期比40.7%増)だった。為替影響や構成変化などの改善が寄与した。セグメント別では、四輪、二輪、マリンともに増益となった。
★15:10 オリックス-後場上げ幅拡大 上期最終益43%増 増配も発表
オリックス<8591.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日15時、25.3期上期(4-9月)の連結純利益(米国基準)は1829億円(前年同期比42.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1749億円。持分法投資利益が大幅増となったことなどが寄与した。
併せて25.3期の中間配当予想を従来予想の49.3円に対し、62.17円(前期中間は42.8円)に決定した。
オリックス<8591.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日15時、25.3期上期(4-9月)の連結純利益(米国基準)は1829億円(前年同期比42.8%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1749億円。持分法投資利益が大幅増となったことなどが寄与した。
併せて25.3期の中間配当予想を従来予想の49.3円に対し、62.17円(前期中間は42.8円)に決定した。
★15:11 日本製鋼所-後場急騰 通期営業益を上方修正 増配も発表
日本製鋼所<5631.T>が後場急騰。同社は8日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の200億円から220億円(前期比22.1%増)に、年間配当予想を74円から76円(前期は59円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは210億円。
営業利益については、素形材・エンジニアリング事業において販売価格の改善などの効果を見込む。売上高も従来予想を上回る見通し。期初計画より成形機の市況が回復しているほか、防衛関連機器が増加する見込みとしている。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は82.9億円(前年同期比43.3%増)だった。
日本製鋼所<5631.T>が後場急騰。同社は8日15時、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の200億円から220億円(前期比22.1%増)に、年間配当予想を74円から76円(前期は59円)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは210億円。
営業利益については、素形材・エンジニアリング事業において販売価格の改善などの効果を見込む。売上高も従来予想を上回る見通し。期初計画より成形機の市況が回復しているほか、防衛関連機器が増加する見込みとしている。
25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は82.9億円(前年同期比43.3%増)だった。
★15:16 石原産業-後場急落 通期経常益を上方修正も上期の計画下振れを嫌気
石原産業<4028.T>が後場急落。同社は8日15時、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の90.0億円から95.0億円(前期比36.0%減)に上方修正すると発表した。上期の実績や部門ごとの収益環境の変化を踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は24.9億円(前年同期比55.0%減)だった。上期の会社計画の35.0億円を下回った。為替が想定よりも円高に推移したことなどが響いた。
なお株価は、上期が会社計画を下回って着地したことが嫌気され、売りが優勢となっている。
石原産業<4028.T>が後場急落。同社は8日15時、25.3期通期の連結経常利益予想を従来の90.0億円から95.0億円(前期比36.0%減)に上方修正すると発表した。上期の実績や部門ごとの収益環境の変化を踏まえた。
25.3期上期(4-9月)の連結経常利益は24.9億円(前年同期比55.0%減)だった。上期の会社計画の35.0億円を下回った。為替が想定よりも円高に推移したことなどが響いた。
なお株価は、上期が会社計画を下回って着地したことが嫌気され、売りが優勢となっている。
★15:19 ホソカワミクロン-後場急落 今期営業益22%減見込む 前期は4%増
ホソカワミクロン<6277.T>が後場急落。同社は8日15時、25.9期通期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比21.5%減)に、年間配当予想を120円(前期は120円)にすると発表した。想定為替レートは1米ドル150円、1ユーロ160円としている。
24.9期通期の連結営業利益は82.8億円(前の期比4.0%増)だった。会社計画は70.0億円。プラスチック薄膜関連事業において米国向けが好調だった。期末配当は従来予想の50円に対し70円に決定した。
ホソカワミクロン<6277.T>が後場急落。同社は8日15時、25.9期通期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比21.5%減)に、年間配当予想を120円(前期は120円)にすると発表した。想定為替レートは1米ドル150円、1ユーロ160円としている。
24.9期通期の連結営業利益は82.8億円(前の期比4.0%増)だった。会社計画は70.0億円。プラスチック薄膜関連事業において米国向けが好調だった。期末配当は従来予想の50円に対し70円に決定した。
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