前場コメント No.1 アドバンテ、安川電、良品計画、竹内製作、プレサンス、エヌピーシー

2025/01/14(火) 11:31
★9:01  アドバンテスト-売り気配 連休中に米ハイテク株下落 強い雇用統計や半導体輸出規制を嫌気
 アドバンテスト<6857.T>が売り気配。米ハイテク株の下落が嫌気されている。
 
 日本の連休中、米国では強い雇用統計を受けて利下げ期待が後退。また、バイデン政権が退任前に最終段階の半導体輸出規制を発表したとの報道も伝わり、エヌビディアなどハイテク株の売りが目立った。

 この流れを受けて、国内の半導体関連株も売りが優勢となっている。東京エレクトロン<8035.T>は下落スタート、ディスコ<6146.T>は売り気配でスタートしている。

★9:01  安川電機-売り気配 通期営業益を下方修正 3Q累計は26%減
 安川電機<6506.T>が売り気配。同社は10日、25.2期通期の連結営業利益(IFRS)予想を従来の640億円から580億円(前期比12.4%減)に下方修正すると発表した。

 韓国における半導体関連の設備投資の調整影響や、米国大統領選挙に伴う設備投資の一時的な様子見の動きにより受注が想定を下回ったことを踏まえた。想定為替レートは1米ドル=145円から155円、1ユーロ=155円から160円、1元=20円から21.5円にそれぞれ見直した。

 25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は343億円(前年同期比26.3%減)だった。市場コンセンサスは377億円。

★9:01  良品計画-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 良品計画<7453.T>が買い気配。同社は10日、25.8期通期の連結営業利益予想を従来の550億円から640億円(前期比14.0%増)に上方修正すると発表した。

 主に国内事業において、無印良品週間の売上好調を軸に、既存店売上が想定を上回り、連結業績をけん引した。海外事業においても、中国大陸事業などの業績が上振れたほか、為替影響による押し上げも加わり、想定を上回ったことを踏まえた。
 
 25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は220億円(前年同期比58.2%増)だった。市場コンセンサスは167億円。

 併せて、25.8期の中間配当予想を20円から22円(前期末は20円)に、期末配当予想を20円から22円(前期末は20円)に上方修正すると発表した。年間配当は40円→44円(前期は40円)となる。

★9:03  竹内製作所-売り気配 3Q累計営業益32%増 コンセンサス下回る
 竹内製作所<6432.T>が売り気配。同社は10日、25.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は338億円(前年同期比32.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは357億円。

 円安影響、製品価格の値上げ、製品構成や顧客構成の変化などにより増益となった。販売台数は、主に欧州市場での建設機械の需要減速により前年同期を下回った。3Q累計の受注高は1197億円(前年同期比4.6%減)だった。

 なお、着地がコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★9:03  プレサンス-買い気配 オープンハウスGが1株で2390円でTOB 上場廃止へ
 プレサンスコーポレーション<3254.T>が買い気配。同社は10日、オープンハウスグループ<3288.T>による同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。なお、上場廃止となる見込み。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき2390円、普通株式の買付予定数は2538万8517株で、下限は225万5228株。上限は設けない。買い付け期間は1月14日~2月26日となっている。

★9:03  エヌピーシー-買い気配 1Q営業益9倍 米国太陽電池メーカー向けの部品販売が好調
 エヌ・ピー・シー<6255.T>が買い気配。同社は10日、25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は3.7億円(前年同期比9倍)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は69.6%。

 主要顧客である米国太陽電池メーカーに対する部品販売が好調だった。購買努力などで材料費を抑えられたことや、現地作業の効率化により工数や経費を削減できたことも寄与した。


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