前場コメント No.2 日産自、ホンダ、AHCG、U-NEXT、ウィルズ、大本組、ヨロズ、イルグルム

2025/01/20(月) 11:30
★9:02  日産自動車-もみ合い 統合見据え国内人員も削減 4月に役員体制縮小=共同
 日産自動車<7201.T>がもみ合い。共同通信は17日19時45分、同社が経営合理化策の一環として進める世界全体で9千人の人員削減について、日本国内の従業員も含むことが関係者への取材で分かったと報じた。
 
 記事によれば、63人いる役員体制を4月に縮小することも判明したようだ。6月をめざすホンダ<7267.T>との経営統合契約を見据え、組織のスリム化を徹底するもよう。同社の経営再建に対するホンダの疑念を払拭する狙いもあるとしている。

★9:03  AHCG-売り気配 今期営業益19%増見込むも利益確定の売り
 AHCグループ<7083.T>が売り気配。同社は17日、25.11期通期の連結営業利益予想を1.7億円(前期比18.7%増)に、年間配当予想を12円(前期は10円)にすると発表した。
 
 事業所の新規開設を加速するとともに、完全子会社化したパパゲーノで取り組んでいる支援記録アプリの導入を進め、事業の拡大を図るという。

 24.11期通期の連結営業利益は1.4億円(前の期比7.1倍)だった。福祉事業において、前期開設事業所の順調な立ち上がりと既存事業所の稼働が向上したことなどが寄与した。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:03  U-NEXT-野村が目標株価引き上げ 新しい中期経営計画が引き続き注目点
 U-NEXT HOLDINGS<9418.T>が4日ぶり反落。野村證券では、新しい中期経営計画が引き続き注目点とし、レーティングは「Neutral」を継続、目標株価を1837円→1890円に引き上げた。

 野村では、既存事業ポートフォリオによるオーガニック成長のみでは中期での10%超の営業増益の継続は難しいと想定。新しい中計の詳細に加え、野村予想には織り込めていないが中期での10%超の営業増益達成に向けた非オーガニック成長の施策が、今後の株価の注目点とみている。

★9:03  ウィルズ-反発 大本組へ「プレミアム優待倶楽部」提供開始
 ウィルズ<4482.T>が反発。同社は17日、同社が提供するポイント制株主優待と株主情報の電子化サービスを融合させた「プレミアム優待倶楽部」を大本組<1793.T>に導入すると発表した。
 
 大本組では、5000種類以上の商品への交換ならびに、共通株主優待コイン「WILLsCoin」への交換ができ、かつ株主管理のDX化推進にも取り組める、株主優待制度「大本組プレミアム優待倶楽部」の新設を決定したとしている。

★9:03  ヨロズ-売り気配 通期最終損益を下方修正 上期は赤字転落
 ヨロズ<7294.T>が売り気配。同社は17日、25.3期通期の連結純損益予想を従来の10.5億円の黒字から170.0億円の赤字(前期は39.3億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 主に米州・アジアセグメントにおける固定資産について将来の回収可能性を検討した結果、25.3期において減損損失合計約140億円を特別損失に計上する見込みとなったことをなどを踏まえた。

 25.3期上期(4-9月)の連結純損益は25.9億円の赤字(前年同期は5800万円の黒字)だった。

★9:04  イルグルム-買い気配 未定だった今期営業益は22%増見込む 0.1円増配へ
 イルグルム<3690.T>が買い気配。同社は17日、25.9期1Qよりルビー・グループが連結開始となることに伴い、会計方針の調整および会計処理の精査に時間を要しているため、未定としていた25.9期の連結営業利益予想を2.0億円(前期比21.6%増)にすると発表した。

 また、年間配当予想は7.9円(前期は7.8円)とした。


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