アジア株市況－上海総合指数は反落　米関税政策の不透明感が重荷

　アジア株は軟調。上海総合指数は反落した。小安く始まった後、徐々に下げ幅を拡大。終盤に下げ幅をやや縮小したが、終値は5日以来、約3週間ぶり安値だった。前日の米株安が嫌気されたほか、トランプ米政権の関税政策を巡る不透明感は依然として強く、週末を前に利益確定の売りが広がった。

　香港ハンセン指数は3日ぶり反落。続伸して始まったがマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大した。関税政策を巡る米国と中国の対立の先行きが不透明ななか、投資家がリスク回避の姿勢を強めたもよう。前日の欧米市場やきょうのアジア主要市場で株式相場が下落していることも地合いを悪化させた。


ハンセン
　23426.6 -152.2(-0.64%)
レッドチップ
　3850.94 -24.48(-0.63%)
上海総合
　3351.31 -22.44(-0.66%)
台湾加権
　21602.89 -348.87(-1.58%)
韓国総合
　2557.98 -49.17(-1.88%)
ムンバイSENSEX(取引中)*
　77211.99 -394.44(-0.5%)
タイ SET(取引中)
　1175.45 -12.45(-1.04%)
ジャカルタ総合
　休場
マレーシアFBM　KLCI(取引中)
　1520.77 -14.96(-0.97%)
フィリピン総合
　6147.44 +7.93(+0.12%)
シンガポールST(取引中)*
　3974.32 -7.25(-0.18%)
ベトナムVN
　1317.46 -6.35(-0.47%)

17時39分現在
*は15分遅れ