前場コメント No.5 TBSHD、アイスタイル、SUBARU、シンカ、ハートシード、フジHD

2025/04/09(水) 11:30
★9:24  TBSHD-東海東京が目標株価引き上げ 有力IP/コンテンツの積み上げによる成長に期待
 TBSホールディングス<9401.T>が反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、有力IP/コンテンツの積み上げによる成長に期待。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を5410円→5520円と引き上げた。

 東海東京では「Outperform」する理由は主に3点とし、1.配信を活用したIP/コンテンツビジネスによる中長期的な成長を期待すること、2.豊富なキャッシュを活用したM&Aによる非連続成長を期待すること、3.政策保有株式の売却や株主還元の強化など資本効率の改善が期待されることを挙げている。

★9:33  アイスタイル-反落 新会社設立し「データドリブンソリューション」をローンチ
 アイスタイル<3660.T>が反落。同社は8日、美容業界のデータドリブンな意思決定を支援する新事業「データドリブンソリューション」をローンチしたと発表した。あわせて、同事業を推進する新会社「アイスタイルデータコンサルティング」を、CXコンサルティングファームであるNODE(東京都品川区)と共同設立したことも発表した。
 
 「データドリブンソリューション」は、同社が蓄積してきた、カスタマージャーニーを一気通貫した膨大なデータを統合した統合データ基盤を活用し、データコンサルティングなどのサービスを提供するものだとしている。
 
 なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★9:38  SUBARU-大幅反落 円高進行を嫌気 1ドル145円台前半に
 SUBARU<7270.T>が大幅反落。円高進行が嫌気されている。

 前日の米国株は、関税を巡る交渉への期待から買いが先行。ドル円も147円台後半まで円安が進んだ。一方、米政府から中国の輸入品に対して合計104%、その他の国にも一律10%の関税を発効すると発表されるとセンチメントが急速に悪化。米主要3指数はマイナスに転じ、ドル円も足元で145円台前半へ円高が進んでいる。

 不安定な米国株市場や円高進行を受け、国内の自動車株にも売りが出ている。トヨタ自動車<7203.T>、マツダ<7261.T>、ホンダ<7267.T>なども安い。

★9:42  シンカ-急騰 ヴォイチェフ ヤクブ ポドバス氏が15.71%保有の筆頭株主に浮上
 シンカ<149A.T>が急騰。同社は8日、同日付で、ヴォイチェフ ヤクブ ポドバス氏より、大量保有報告書(変更報告書)が関東財務局に提出されたことに伴い、同氏が総株主の議決権の数に対する割合15.71%を保有する筆頭株主となったと発表した。
 
 変更報告書によれば、同氏はアラブ首長国連邦の個人投資家で、保有目的は純投資としている。

★9:48  ハートシード-大幅続伸 クオリプスの細胞シート承認申請を材料視か セルシードなども高い
 Heartseed<219A.T>が大幅続伸。クオリプス<4894.T>が8日に、厚生労働省に対しヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認申請を行ったと発表したことが材料視されているもよう。

 上記の発表を受け、クオリプスの株価はストップ高買い気配。同社は他家iPS細胞由来再生心筋を開発しており、期待感から買いが入っているようだ。細胞シートを手掛けるセルシード<7776.T>、iPS創薬を行うケイファーマ<4896.T>も高い。

★9:48  フジHD-大幅続伸 旧村上系のレノが同社株買い増し 保有割合7.52%→8.74%
 フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>が大幅続伸。同社について、旧村上系のレノが保有株を買い増した。4月8日受付分の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は7.52%→8.74%となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 34,377.60 +457.20
TOPIX 2,530.23 +32.20
グロース250 645.86 +16.05
NYダウ 39,669.39 -699.57
ナスダック総合 16,307.16 -516.01
ドル/円 142.66 +0.78
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ