後場コメント No.1 アイビー、東京計器、エクサウィザー、ナルミヤ、サカタインクス、楽天G

2025/06/04(水) 15:30
★12:30  アイビー化粧品-後場買い気配 「TGF-βシグナル伝達阻害剤」の特許査定を受領
 アイビー化粧品<4918.T>が後場買い気配。同社は4日12時、メマツヨイグサの種子の水抽出物を有効成分とする「TGF-βシグナル伝達阻害剤」について特許査定を受領したと発表した。

 3月5日に開示した特許出願とは異なる特許出願となる。今後、所定の手続きを経て特許権を設定登録するとしている。

★12:30  東京計器-丸三が目標株価引き上げ 防衛機器事業の収益成長確度が高まる
 東京計器<7721.T>が大幅に5日続伸。丸三証券では、防衛機器事業の収益成長確度の高まりを考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を4400円→5000円に引き上げた。

 丸三では、26.3期はベースアップや本社移転に係る費用の計上、研究開発費の増加などにより利益予想を減額。一方、高位な受注残高を背景に増収継続を予想しており、27.3期は防衛機器事業の収益成長確度の高まりを考慮して増額した。中長期的には、政府予算の増加を背景とした防衛機器事業の収益成長の継続、さらに船舶向け機器(ジャイロコンパス・オートパイロット)の旺盛な需要の継続を予想している。

★12:31  エクサウィザーズ-後場上げ幅拡大 「RAG エージェント」を提供開始
 エクサウィザーズ<4259.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日12時、業務データに関する回答品質を、AIエージェントで継続的に改善できる「RAG エージェント」の提供を開始すると発表した。
 
 RAGを活用した高精度な情報取得ができるようになることで、マルチエージェントの協調動作において、必要な情報を必要な時に取得して活用できるようになるという。従来のFAQなどへの対応やレポーティング業務から、社内情報や各サービスの利用情報の取得と整理まで、RAGエージェントは「確認→判断→実行」のプロセスにおける自律的な情報の取得と提示を担う。RAGを育てつつ、業務の生産性と品質を向上させるとしている。

★12:34  ナルミヤ-4日続伸 5月度の既存店売上高2.2%増 夏物商品販売が順調に推移
 ナルミヤ・インターナショナル<9275.T>が4日続伸。同社は3日、5月度の既存店売上高は速報値で前年同月比2.2%増だったと発表した。客数は同6.6%増となった。同月は、ゴールデンウィークが天候に恵まれ、夏物商品の販売が順調に推移したとしている。

★12:40  サカタインクス-野村が目標株価を引き上げ 構米国のインキ販売は堅調
 サカタインクス<4633.T>が大幅反発。野村証券では、米国のインキ販売は堅調と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2300円→2600円に引き上げた。

 野村では、25年1-3月期決算では欧州やブラジルでの拡販が進んでいることや、米州のインキ需要が好調である点を確認した。25.12期以降の営業利益予想を若干上方修正。北米のグラビアインキなどの数量見通しを引き上げた。ポイントとして、(1)米国などでの販売増や原油安の恩恵を受け今後も堅調な業績が見込まれること、(2)25.12期の野村予想ベースで、現在株価はPERや配当利回りで割安感が強いと指摘している。

★12:42  楽天G-続落 AIサイネージソリューション「楽天安心サイネージ」の申込受付を開始
 楽天グループ<4755.T>が続落。同社は4日12時32分、AWL(東京都品川区)と、AI技術を活用したAIサイネージソリューション「楽天安心サイネージ」の申込受付を、同日から全国の小売店舗向けに開始したと発表した。
 
 同サービスはスーパーマーケットやドラッグストアなどの小売店舗を主な対象とした、万引き抑止と販売促進を同時に実現できるAIサイネージソリューションだという。万引き抑止については、店内に設置するカメラにより万引き行為が特定された対象者をリスト化し、一定の条件を満たした場合にAIを活用した顔認識技術を用いて警告などを行う。販売促進については、サイネージについているカメラの映像を基に、性別や年齢層など来店者の属性をAIにより識別のうえ、属性にあった各小売店舗の特売情報や新商品などのプロモーション情報を配信するとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。


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