前場コメント No.4 安永、THK、ハーモニック、テクノプロHD、TAC、DELTA-P
★9:06 安永-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは黒字転換
安永<7271.T>が買い気配。同社は6日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から8.5億円(前期比12.1%増)に上方修正すると発表した。
エンジン部品事業において、北米市場における駆け込み需要や海外子会社での販売が増加した。国内新規ラインの本格稼働や新規事業の量産開始も踏まえた。
26.3期1Q累計(4-6月)の連結営業損益は2.5億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)だった。
なお、同社の新製品であるウィックが、スマートフォン向けに受注を受け、本年度より量産開始したと発表したことも好感されている。
安永<7271.T>が買い気配。同社は6日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.0億円から8.5億円(前期比12.1%増)に上方修正すると発表した。
エンジン部品事業において、北米市場における駆け込み需要や海外子会社での販売が増加した。国内新規ラインの本格稼働や新規事業の量産開始も踏まえた。
26.3期1Q累計(4-6月)の連結営業損益は2.5億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)だった。
なお、同社の新製品であるウィックが、スマートフォン向けに受注を受け、本年度より量産開始したと発表したことも好感されている。
★9:06 安永-買い気配 ウィックをスマートフォン向けに受注、量産開始
安永<7271.T>が買い気配。同社は6日、同社の新製品であるウィックが、スマートフォン向けに受注を受け、本年度より量産開始したと発表した。
ウィックは、電子機器向け放熱部品として広く使用される「ベイパーチャンバー」の基幹部品として用いられる部品で、同社が新事業の創出を目指し独自開発した微細形状加工技術を用いた加工箔に村田製作所<6981.T>の設計ノウハウを組み合わせた共同開発品として2023年5月に商品化されたという。
これまで一部の小型電子部品やノートパソコンの放熱部品向け量産受注を経て評価され、同製品のボリュームゾーンであるスマートフォン市場での採用に至ったという。今後も超薄型・高性能ウィックのニーズは拡大すると予測し、安定品質での量産対応を行いながら増産体制を構築し、次年度以降のさらなる受注量拡大に備えるとしている。
安永<7271.T>が買い気配。同社は6日、同社の新製品であるウィックが、スマートフォン向けに受注を受け、本年度より量産開始したと発表した。
ウィックは、電子機器向け放熱部品として広く使用される「ベイパーチャンバー」の基幹部品として用いられる部品で、同社が新事業の創出を目指し独自開発した微細形状加工技術を用いた加工箔に村田製作所<6981.T>の設計ノウハウを組み合わせた共同開発品として2023年5月に商品化されたという。
これまで一部の小型電子部品やノートパソコンの放熱部品向け量産受注を経て評価され、同製品のボリュームゾーンであるスマートフォン市場での採用に至ったという。今後も超薄型・高性能ウィックのニーズは拡大すると予測し、安定品質での量産対応を行いながら増産体制を構築し、次年度以降のさらなる受注量拡大に備えるとしている。
★9:06 THK-もみ合い 上期営業益26%減 輸送機器事業の低調続く
THK<6481.T>がもみ合い。同社は8月6日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は61.8億円(前年同期比26.4%減)だったと発表した。
輸送機器事業において、昨年後半に自動車の生産が落ち込んで以降、需要は大きな変化なく推移したことから、減収となった。販管費が増加したことも響いた。
THK<6481.T>がもみ合い。同社は8月6日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は61.8億円(前年同期比26.4%減)だったと発表した。
輸送機器事業において、昨年後半に自動車の生産が落ち込んで以降、需要は大きな変化なく推移したことから、減収となった。販管費が増加したことも響いた。
★9:06 THK-もみ合い 1075万7100株の自己株消却へ 割合8.28%
THK<6481.T>がもみ合い。同社は6日、1075万7100株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は2025年8月27日。消却前の発行済株式総数に対する割合は8.28%となる。
THK<6481.T>がもみ合い。同社は6日、1075万7100株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は2025年8月27日。消却前の発行済株式総数に対する割合は8.28%となる。
★9:06 ハーモニック-もみ合い 今期経常益9.9倍見込む 1Qは黒字転換
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>がもみ合い。同社は6日、従来未定としていた26.3期通期の連結経常利益予想を15.0億円(前期比9.9倍)に、年間配当予想を20円(前期は20円)にすると発表した。市場コンセンサスは38.7億円。
関税交渉がいったんの合意に至ったことや、1Q(4-6月)の受注実績などを踏まえた。同社は米国に生産拠点を有し、米国における製品の需要の7割程度を現地生産していることから、同社グループが直接的に負担する関税コストの増加は限定的であると判断している。
26.3期1Qの連結経常損益は1.3億円(前年同期は1.3億円の赤字)だった。
ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324.T>がもみ合い。同社は6日、従来未定としていた26.3期通期の連結経常利益予想を15.0億円(前期比9.9倍)に、年間配当予想を20円(前期は20円)にすると発表した。市場コンセンサスは38.7億円。
関税交渉がいったんの合意に至ったことや、1Q(4-6月)の受注実績などを踏まえた。同社は米国に生産拠点を有し、米国における製品の需要の7割程度を現地生産していることから、同社グループが直接的に負担する関税コストの増加は限定的であると判断している。
26.3期1Qの連結経常損益は1.3億円(前年同期は1.3億円の赤字)だった。
★9:06 テクノプロHD-続落 ブラックストーン系が1株4870円でTOB 上場廃止へ
テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が続落。同社は6日、ブラックストーン系のビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディングによる同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、公開買い付けに応募するか否かについては中立の立場をとり、株主の判断に委ねると発表した。なお、完全子会社化を企図していることから、上場廃止となる見込み。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき4870円で、買付期間は8月7日~9月24日。普通株式の買付予定数は1億0419万0183株で、下限は6946万0100株。上限は設けない。
テクノプロ・ホールディングス<6028.T>が続落。同社は6日、ブラックストーン系のビー・エックス・ジェイ・イー・ツー・ホールディングによる同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、公開買い付けに応募するか否かについては中立の立場をとり、株主の判断に委ねると発表した。なお、完全子会社化を企図していることから、上場廃止となる見込み。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき4870円で、買付期間は8月7日~9月24日。普通株式の買付予定数は1億0419万0183株で、下限は6946万0100株。上限は設けない。
★9:07 TAC-買い気配 MBOで上場廃止へ TOB価格は350円
TAC<4319.T>が買い気配。同社は6日に、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる、JPEC(東京都目黒区)による同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき350円、買い付け期間は8月7日~9月19日。普通株式の買付予定数は1153万8332株で、下限は594万3700株。上限は設けない。なお、TOB完了後は一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる見込み。
TAC<4319.T>が買い気配。同社は6日に、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる、JPEC(東京都目黒区)による同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。
TOBの買付価格(普通株式)は1株につき350円、買い付け期間は8月7日~9月19日。普通株式の買付予定数は1153万8332株で、下限は594万3700株。上限は設けない。なお、TOB完了後は一連の手続きを経て、同社株は上場廃止となる見込み。
★9:07 デルタフライ-4日ぶり反発 DFP-10917とVENの臨床第1/2相試験が進ちょく
Delta-Fly Pharma<4598.T>が4日ぶり反発。同社は6日、DFP-10917+VEN の臨床第1/2相試験の進ちょく状況を発表した。
現在、ベネトクラクス(VEN)の前治療(1次療法)で無効/再発した急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、DFP-10917とVENの併用の臨床第1/2相試験の第2相部分を進めているという。効果の判定方法としてSimonの2段階デザイン(効果が期待できる薬剤をできるだけ早く効率的に選択し、臨床第3相試験の実施を決定するための統計学的デザイン)を取り入れており、臨床第2相部分の第1段階で10症例の登録が終わり、データ評価委員会(DMC)に諮ったところ、第2段階へ進められることになったという。また、DMCからの推奨に従い、第2段階では、より良い臨床効果を追求するためにVENの用法を14日間投与から10日間投与に変更することになったという。
今後は、7症例を追加登録の上、臨床第3相比較試験に向けて、臨床第1/2試験の結果を最終判定する予定としている。
Delta-Fly Pharma<4598.T>が4日ぶり反発。同社は6日、DFP-10917+VEN の臨床第1/2相試験の進ちょく状況を発表した。
現在、ベネトクラクス(VEN)の前治療(1次療法)で無効/再発した急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、DFP-10917とVENの併用の臨床第1/2相試験の第2相部分を進めているという。効果の判定方法としてSimonの2段階デザイン(効果が期待できる薬剤をできるだけ早く効率的に選択し、臨床第3相試験の実施を決定するための統計学的デザイン)を取り入れており、臨床第2相部分の第1段階で10症例の登録が終わり、データ評価委員会(DMC)に諮ったところ、第2段階へ進められることになったという。また、DMCからの推奨に従い、第2段階では、より良い臨床効果を追求するためにVENの用法を14日間投与から10日間投与に変更することになったという。
今後は、7症例を追加登録の上、臨床第3相比較試験に向けて、臨床第1/2試験の結果を最終判定する予定としている。
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