前場コメント No.3 ワールド、名村造、ミタチ、三菱UFJ、メドレックス、石川製
★9:07 ワールド-反落 通期最終益を上方修正も材料出尽くし
ワールド<3612.T>が反落。同社は3日、26.2期通期の連結純利益(IFRS)予想を従来の112億円から120億円(前期比8.6%増)に上方修正すると発表した。ナルミヤ・インターナショナルの完全子会社化による非支配持分への利益流出の停止効果や、上期の法人所得税等が当初計画を下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
26.2期上期(3-8月)の連結純利益は56.4億円(前年同期比20.8%増)だった。
併せて、26.2期の期末配当予想を57円から60円(前期末は43円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は106円→109円(前期は80円)となる。
なお株価は、材料出尽くしとなり、売りが優勢となっている。
ワールド<3612.T>が反落。同社は3日、26.2期通期の連結純利益(IFRS)予想を従来の112億円から120億円(前期比8.6%増)に上方修正すると発表した。ナルミヤ・インターナショナルの完全子会社化による非支配持分への利益流出の停止効果や、上期の法人所得税等が当初計画を下回る見込みとなったことなどを踏まえた。
26.2期上期(3-8月)の連結純利益は56.4億円(前年同期比20.8%増)だった。
併せて、26.2期の期末配当予想を57円から60円(前期末は43円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は106円→109円(前期は80円)となる。
なお株価は、材料出尽くしとなり、売りが優勢となっている。
★9:07 名村造船所-買い気配 古野電気が上期業績予想を上方修正 造船関連に買い
名村造船所<7014.T>が買い気配。古野電気<6814.T>が26.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の65.0億円から93.0億円(前年同期比27.4%増)に上方修正すると発表したことが材料。
商船向け市場では、中国における造船会社の高水準な手持ち工事量を背景に建造能力の拡大が進んだ結果、納期の全体的な前倒しが発生し、製品販売が増加。プレジャーボート向け市場では、今期に上市した戦略商品の販売が好調に推移したことに加え、4月に発表された米国向け関税強化政策の影響による前倒し需要も寄与し、想定を上回る水準で推移したことも踏まえた。通期連結業績予想および配当予想については、現在精査中のため、10月10日に開示予定の上期連結決算とあわせて開示するとしている。
これを受け、同社のほか、三井E&S<7003.T>、内海造船<7018.T>、ジャパンエンジンコーポレーション<6016.T>、阪神内燃機工業<6018.T>といった造船関連銘柄にも業績期待の買いが入っている。
名村造船所<7014.T>が買い気配。古野電気<6814.T>が26.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の65.0億円から93.0億円(前年同期比27.4%増)に上方修正すると発表したことが材料。
商船向け市場では、中国における造船会社の高水準な手持ち工事量を背景に建造能力の拡大が進んだ結果、納期の全体的な前倒しが発生し、製品販売が増加。プレジャーボート向け市場では、今期に上市した戦略商品の販売が好調に推移したことに加え、4月に発表された米国向け関税強化政策の影響による前倒し需要も寄与し、想定を上回る水準で推移したことも踏まえた。通期連結業績予想および配当予想については、現在精査中のため、10月10日に開示予定の上期連結決算とあわせて開示するとしている。
これを受け、同社のほか、三井E&S<7003.T>、内海造船<7018.T>、ジャパンエンジンコーポレーション<6016.T>、阪神内燃機工業<6018.T>といった造船関連銘柄にも業績期待の買いが入っている。
★9:08 ミタチ産業-買い気配 1Q営業益2.8倍 国内外で大幅増益
ミタチ産業<3321.T>が買い気配。同社は3日、26.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は7.1億円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。
国内では前期2Qから販売を開始した自動車部品メーカー向け半導体の販売やアミューズメント分野での増収により、海外ではOA機器向けEMSなどの受注や産業機器関連のEMS受注が堅調に推移したことにより、それぞれ大幅増益となったとしている。
ミタチ産業<3321.T>が買い気配。同社は3日、26.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は7.1億円(前年同期比2.8倍)だったと発表した。
国内では前期2Qから販売を開始した自動車部品メーカー向け半導体の販売やアミューズメント分野での増収により、海外ではOA機器向けEMSなどの受注や産業機器関連のEMS受注が堅調に推移したことにより、それぞれ大幅増益となったとしている。
★9:08 三菱UFJ-反落 高市氏が自民総裁選で勝利 早期利上げ観測が後退
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が反落。日銀による早期利上げ観測の後退から売りが優勢となっている。
4日に投開票が実施された自民党総裁選において、高市前経済安全保障担当相が第29代自民党総裁に選出。高市氏の積極財政による景気刺激が期待される一方、金融政策においても日銀の利上げが先送りされるとの観測が強まっている。
このことを受け、政策金利の引き上げがカタリストの一つとされる銀行株が下落スタート。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>も安い。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が反落。日銀による早期利上げ観測の後退から売りが優勢となっている。
4日に投開票が実施された自民党総裁選において、高市前経済安全保障担当相が第29代自民党総裁に選出。高市氏の積極財政による景気刺激が期待される一方、金融政策においても日銀の利上げが先送りされるとの観測が強まっている。
このことを受け、政策金利の引き上げがカタリストの一つとされる銀行株が下落スタート。三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>も安い。
★9:16 メドレックス-急騰 開発中の「Alto-101」がFDAからファスト・トラック指定
メドレックス<4586.T>が急騰。同社は6日8時50分、米国の創薬ベンチャーAlto Neuroscienceとの提携下で開発を進めている「Alto-101:統合失調症治療薬(PDE4阻害貼付剤)」が、米国規制当局である食品医薬品局(FDA)から「ファスト・トラック指定」を受けたと発表した。
FDAの「ファスト・トラック指定」は、重篤または生命を脅かす恐れのある疾患やアンメットメディカルニーズの高い疾患に対して治療効果が期待される新薬を優先的に審査する制度であり、開発から審査までの迅速化を目的としている。この指定を受けることで、臨床試験に関する相談などFDAと協議する機会をより多く与えられるほか、臨床試験で有効性、安全性などに関する結果が示されれば、優先審査などによる迅速な承認を得ることが可能になるとしている。
メドレックス<4586.T>が急騰。同社は6日8時50分、米国の創薬ベンチャーAlto Neuroscienceとの提携下で開発を進めている「Alto-101:統合失調症治療薬(PDE4阻害貼付剤)」が、米国規制当局である食品医薬品局(FDA)から「ファスト・トラック指定」を受けたと発表した。
FDAの「ファスト・トラック指定」は、重篤または生命を脅かす恐れのある疾患やアンメットメディカルニーズの高い疾患に対して治療効果が期待される新薬を優先的に審査する制度であり、開発から審査までの迅速化を目的としている。この指定を受けることで、臨床試験に関する相談などFDAと協議する機会をより多く与えられるほか、臨床試験で有効性、安全性などに関する結果が示されれば、優先審査などによる迅速な承認を得ることが可能になるとしている。
★9:26 石川製作所-急騰 自民党総裁選で高市氏勝利 防衛中小型株にも買い
石川製作所<6208.T>が急騰。高市早苗前経済安全保障相が10月4日投開票の自民党総裁選で勝利したことが手掛かり。
高市氏は自身が掲げる政策の中で防衛力の強化を強く主張していたこともあり、総裁選の結果を受けて関連銘柄も買われる展開となっている。機雷などを手掛ける同社のほか、自衛隊向け照明弾などを製造する細谷火工<4274.T>、船舶・航空計器大手の東京計器<7721.T>、防衛省向けに航空機器を手掛けるナブテスコ<6268.T>、防衛向け情報システム装置を主力とする日本アビオニクス<6946.T>なども高い。
石川製作所<6208.T>が急騰。高市早苗前経済安全保障相が10月4日投開票の自民党総裁選で勝利したことが手掛かり。
高市氏は自身が掲げる政策の中で防衛力の強化を強く主張していたこともあり、総裁選の結果を受けて関連銘柄も買われる展開となっている。機雷などを手掛ける同社のほか、自衛隊向け照明弾などを製造する細谷火工<4274.T>、船舶・航空計器大手の東京計器<7721.T>、防衛省向けに航空機器を手掛けるナブテスコ<6268.T>、防衛向け情報システム装置を主力とする日本アビオニクス<6946.T>なども高い。
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