香港寄り付き:反落スタート、米利下げ開始の遅れを懸念
19日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始時期が後ずれするとの観測が強まり、幅広いセクターで運用リスクを回避する売りが先行。米中対立の激化も引き続き警戒されているもよう。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.18%安の16191.93ポイントで推移している。個別では、生活アプリ運営の美団(03690)が売られて相場の重荷となっている。カジノ運営のサンズ・チャイナ(01928)、都市ガスの新奥能源(02688)、電気自動車の理想汽車(02015)も大幅安。半面、金鉱株の紫金鉱業集団(02899)、石油株のCNOOC(00883)とペトロチャイナ(00857)が買われている。
関連ニュース
中国株の最新ニュース
関連コンテンツ