ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ユーロ円、3日続落
20日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は3日続落。終値は129.07円と前営業日NY終値(129.69円)と比べて62銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ豪ドルをはじめユーロクロスが売り優勢となったほか、ウクライナ情勢の緊迫化もユーロ安につながった。一時は460ドル超上昇していたダウ平均が徐々に伸び悩み、引けにかけては350ドル超安まで急落するとリスク回避の売りも重なって一時129.05円まで売り込まれた。
ユーロドルは反落。終値は1.1311ドルと前営業日NY終値(1.1342ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。対オセアニア通貨主導でユーロ安が進んだ流れに沿った。米国株が引けにかけて総崩れとなり、ユーロ円が一段安となるとユーロドルもつれ安に。一時1.1303ドルまで値を下げた。
ドル円は続落。終値は114.10円と前営業日NY終値(114.34円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが低下したことが嫌気され、節目の114円を割り込んで113.96円まで一時下げた。対オセアニア通貨などを中心にドルの買い戻しが強まると引けにかけては114.20円台まで下げ渋ったが、戻りは鈍かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:113.96円 - 114.55円
ユーロドル:1.1303ドル - 1.1369ドル
ユーロ円:129.05円 - 130.09円
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