前場コメント No.12  椿本チ、NTTドコモ、フルキャストHD、東ガス、NEC、アイケイなど

2019/12/06(金) 11:30
★10:44  椿本チエイン-TIWが「2」継続 上期は計画未達 特に自動車部品の悪化が厳しい
 椿本チエイン<6371.T>が続伸。投資情報会社のTIWでは、上期は計画未達で、特に自動車部品の悪化が厳しいと判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。

 上期は4事業すべての営業利益が当初予想を下回り、営業利益は計画を11.6億円下回った。上期実績、足もとの受注状況などを踏まえ、同社は通期営業利益経過うを47億円下方修正。また、全セグメントの利益予想を下方修正。特に下期の自動車部品見通しが厳しく、下期は減益を予想。TIW予想は会社計画並みに修正。

★10:46  NTTドコモ-もみ合い 京都大学と「橋梁劣化推定AI」を世界で初めて開発
 NTTドコモ<9437.T>がもみ合い。同社は5日に、京都大学と、橋梁を走行する車両と、車両通過時に発生する橋のたわみや揺れを同時に動画で撮影し、AIで橋の劣化を推定できる「橋梁劣化推定AI」を世界で初めて開発したと発表した。

 今後は、橋梁点検や劣化診断作業への有効性や検出精度の検証を進め、2022年ごろまでのこの技術の実用化、そして将来的にはこの技術を活用した橋梁の維持管理の実現を目指すとしている。

★10:49  フルキャスト-みずほが投資判断引き上げ 安定成長の見方に変更ないが割安感が後退
 フルキャストホールディングス<4848.T>が大幅続落。みずほ証券では、安定成長の見方に変更はないが割安感が後退したと判断。投資判断を「買い」→「中立」、目標株価を2300円→2600円に引き上げた。

 19/12期と20/12期の営業利益見通しに関して、会社計画を若干上回る2桁での成長率予想を継続している。短期的には、事業上で大きなリスク・カタリストは見当たらないと指摘。足元で有効求人倍率にはピークアウト感があるものの、業績モメンタムに変化はないと考えている。


★10:52  東京ガス-みずほが目標株価引き下げ 総還元利回り面では相対的な割安感
 東京ガス<9531.T>が3日続伸。みずほ証券では、株主還元方針の変化を注視する必要あるが、引き続き株主還元指標などで割安感があると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を3200円→3100円と引き下げた。

 2Q決算発表時に明らかになったLNG調達コスト競争力の一部悪化に伴う業績の下押しを反映し、20.3期業績予想を下方修正した。ガス事業を中心に中期的な利益水準も下方修正し、適用PERの見直しも考慮して目標株価を引き下げた。しかし、現値とのかい離から投資判断「買い」は継続。健全な財務体質を背景に総還元性向6割の下で見込まれる総還元利回りは4%程度で、セクター内で相対的に割安感がある点を引き続き評価している。

★10:54  NEC-反落 蓄電システムと総合エネルギーマネジメント業務を東京都武蔵野市から受注
 NEC<6701.T>が反落。同社とNECネッツエスアイは6日に、蓄電システムと総合エネルギーマネジメント業務を東京都武蔵野市から受注したと発表した。

 両社は武蔵野クリーンセンター周辺に蓄電システムを構築することで、蓄電により発電した電力の利用拡大を進める。併せて、蓄電池を制御するCEMS(Community Energy Management System)および総合体育館に導入するBEMS(Building Energy Management System)を通じて、発電量の最適化や周辺施設の省エネを図るとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★11:00  アイケイ-ストップ高買い気配 11月連結売上高38%増 BtoC事業伸びる
 アイケイ<2722.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、11月の連結売上高は19億9200万円(前年比37.6%増)だったと発表した。BtoC事業が8億8700万円(前年比2.6倍)と大幅な増収となった。


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