後場コメント No.1  モバファク、NESIC、ロゼッタ、メックなど

2020/01/29(水) 15:03
★12:37  モバイルファクトリー-後場買い気配 今期営業益10~13億円見込む 前期は31%増で着地
 モバイルファクトリー<3912.T>が後場買い気配。同社は29日12時、20.12期通期の連結営業利益予想を10.0~13.0億円(前期比9.5%減~17.4%増)だと発表した。

 20.12期よりレンジ形式による通期業績予想の開示を採用した。情報連動型ゲームにて収益拡大をめざすほか、ブロックチェーンサービスの収益化も進める。
 
 19.12期通期の連結営業利益は11.1億円(30.7%増)だった。事前の日本経済新聞による観測数値からは下振れて着地した。主力ゲーム「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」が好調で位置情報ゲームセグメントの売上高が前期比15.8%増となったことが寄与した。
 

★12:37  モバイルファクトリー-後場買い気配 100万株・12億円の自己株取得枠を設定 割合は11.3%
 モバイルファクトリー<3912.T>が後場買い気配。同社は29日12時、100万株・12億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2月3日~6月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は11.3%となる。
 

★12:39  NECネッツエスアイ-下げ幅縮小 通期営業利益を上方修正 働き方改革関連のICTサービスが堅調
 NECネッツエスアイ<1973.T>が下げ幅縮小。同社は29日11時30分、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の140億円から150億円(前期比17.4%増)に引き上げると発表した。
 
 働き方改革に関連したICTサービスやホテル向けのネットワーク構築、消防救急システムや防災行政無線システムなどを中心とした社会公共インフラ分野が堅調に推移していることから、前回予想を修正した。
 
 併せて発表した20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は82.1億円(前年同期比30.6%増)だった。

★12:42  ロゼッタ-いちよしがフェアバリュー引き上げ 自社営業により受注は改善傾向となる
 ロゼッタ<6182.T>が続落。いちよし経済研究所では、大口顧客及び代理店の寄与はまだ大きくないものの、自社営業により受注は改善傾向と指摘。レーティングは「A」を継続、フェアバリューを5700円→6000円に引き上げた。

 主力製品「T-4OO(ver.2)」の受注は、19年7月に社内体制変更後一旦の落ち込みを見せたが、12月には回復が確認されたと指摘。会社側は自社営業による大口案件注力の成果は20年1月から出てくること、また9月以降拡大した代理店は3月以降、製品に注力することが見込まれることで、受注状況は好転していくもよう。いちよしでは管理コスト増加を踏まえ、20.2期営業利益以下の予想を引き下げとしながらも、21.2期以降の業績予想を引き上げた。なお、21.2期については新製品に伴う広告費の増加の想定し利益予想は据え置く見通し。


★12:49  メック-大幅高 日経ヴェリタスでグローバルニッチトップ銘柄として紹介
 メック<4971.T>が大幅高。日本経済新聞電子版が29日、日経ヴェリタスの内容をもとに、米インテルや韓国サムスン電子といった名だたる世界メーカーが訪れる企業として、電子基板製造用薬品を手掛ける同社を紹介する記事を掲載したことが材料。

 記事では、高機能化が進むスマートフォンなどの製造に欠かせないパッケージ基板向け銅表面処理剤で世界トップシェアを誇ると同社を紹介し、19.12期の売上高営業利益率は、1けた台が多い製造業の中で14%を超える見通しだとしている。

 また、グローバル・ニッチ・トップ(GNT)銘柄で、長期投資の機関投資家が株主に並んでいるともしており、これを好感した買いが向かっているとみられる。

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