前場コメント No.11 牧野フ、エーアイ、FRONTEO、トランス、ワタベ、ノジマなど

2020/04/06(月) 11:33
★10:57  牧野フライス製作所-SMBC日興が目標株価引き下げ 21/3期は営業赤字転落を予想
 牧野フライス製作所<6135.T>が軟調。SMBC日興証券では、21/3期は営業赤字転落を予想。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は5310円から3130円に引き下げた。

 受注は従来は21/3 期に前期比6%増の1684億円を予想、中国の回復等を織り込み2Qから前年同期比プラス化を織り込んでいたが、今回予想では前期比15%減の1255億円と、新型肺炎の影響で特に欧米の受注減少を織り込み1Qは30%減、2Qは20%減、3Qは7%減となると予想した。欧米のプラス化を想定する4Qに前年同期比4%増と改善する前提としている。中国を含むアジアは上期はマイナスで、3Qに前年同期並みとなると予想。中国の自動車、一般機械向け需要が徐々に改善する前提としたものの、スマホ等の電子産業の大型受注は22/3期以降となると予想し織り込んでいないという。

★10:59  エーアイ-4日ぶり反発 瀬戸内海放送の新番組がバーチャルアナウンサー三園綾音起用
 エーアイ<4388.T>が4日ぶり反発。同社は3日に、音声合成AITalkとオリジナルキャラクターによるバーチャルアナウンサー事務所AICOCONO(アイココノ)」に所属する「三園綾音(ミゾノアヤネ)」が、瀬戸内海放送(香川県高松市)において、4月2日から開始された新番組「setonaikAI NEWS(セトナイカイ ニュース)」に起用されたと発表した。

 今回、日々進化する音声合成技術を取り入れることで、視聴者に新しいトレンドを提供しつつ、リアルタイムな情報配信が求められるニュース番組制作業務の簡素化を行い、局内の働き方改革にもつなげたいとの考えから、今回採用されたとしている。

★11:05  FRONTEO-反発 藤田医科大学と人工知能用いた転倒転落予測システムに関する共同研究開始
 FRONTEO<2158.T>が反発。同社は6日11時に、藤田医科大学と人工知能を用いた転倒転落予測システムに関する共同研究契約を締結したと発表した。

 この予測システムは同社の人工知能「Concept Encoder(コンセプト・エンコーダー)」を用いて、看護記録から転倒転落のリスクを予測し提示する画期的なシステムという。今回、同大学の医学部リハビリテーション医学I講座と共同で当該転倒転落予測AIシステム「Coroban」のさらなる精度向上や機能拡張に取り組むとしている。

★11:10  トランスジェニック-底堅い 今期最終損益予想を赤字に下方修正 設備投資費響く
 トランスジェニック<2342.T>が底堅い。同社は3日、20.3期の通期最終損益予想を従来の8000万円の黒字から4億5000万円の赤字(前期は2億200万円の黒字)に下方修正した。医薬品開発業務受託での設備、人材への投資に対する固定費の回収に苦戦したことが影響した。
 
 なお、株価は寄り付き直後は売りが先行し、一時前日比4%超まで下落する場面もあったが、足元では売りが一巡し買い戻されている。

★11:11  ワタベウェディング-大幅安 新型コロナで海外ウェディング減少を懸念 安値更新続く
 ワタベウェディング<4696.T>が大幅安。新型コロナウイルスの感染者増を受け、海外ウェディング事業の業績に影響が出るとの見方から売りが続いている。足元の株価は3月中旬に付けた安値304円を割り込んだことで下げ足を早めており、きょうは安いところで前日比10%安の272円を付け、連日で年初来安値を更新している。

★11:13  ノジマ-底堅い 花粉症の従業員に対し治療費を補助=日経
 ノジマ<7419.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は6日11時07分に、同社が花粉症の従業員に対し、症状を改善する治療の費用を補助する取り組みを近く始めると報じた。

 鼻水やくしゃみの抑制効果があるとされる鼻粘膜のレーザー治療が対象。1人につき最大9000円を支給する。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマスクの品薄が続いており、対応に苦慮する花粉症の従業員を支援することで生産性を高めるというとしている。


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