前場コメント No.2  スギHD、オムロン、テルモ、鳥貴族、日本製鉄、MTG、デジハHD など

2020/04/08(水) 11:48
★9:02  スギHD-売り気配 今期予想は未定に 前期営業益は15%増で着地
 スギホールディングス<7649.T>が売り気配。同社は21.2期通期の業績予想について、未定にすると発表した。

 20.2期通期の連結営業利益は298億円(前期比15.3%増)だった。日本経済新聞による事前の観測数値300億円と同水準で着地した。ドミナントのさらなる強化に向けた関東・中部・関西・北陸エリアへの出店を強化するとともに、小商圏への対応やインバウンド対応の売場展開等、既存店の活性化を目的とした改装にも注力したことが寄与した。なお、株価は今期業績への不透明感を懸念した売りが優勢となっている。

★9:03  オムロン-4日続伸 新型コロナ感染症拡大を受け体温計7割増産=日経
 オムロン<6645.T>が4日続伸。8日の日経新聞朝刊は、同社やテルモ<4543.T>、タニタ(本社:東京都板橋区)などが新型コロナウイルス感染症拡大を受けて体温計の増産に乗り出していると報じた。国内シェア首位の同社は生産能力を従来比で7割増やし1日あたり6万個弱を供給するもよう。
 
 記事によれば、同社子会社のオムロンヘルスケアは3月の体温計の受注数は前年同月比2.7倍に増加し、「生産してすぐ出荷する状態が続いている」としている。テルモも中国浙江省杭州市の生産拠点で手掛ける体温計を2月から増産中だとした。タニタも台湾の製造受託企業に対し、体温計の発注量を増やした。2月は通常の月間供給量の10倍近い引き合いがあったもよう。

★9:03  鳥貴族-続落 3月次既存店売上高16%減 5カ月ぶりに前年実績下回る
 鳥貴族<3193.T>が続落。同社は7日に、3月次の既存店売上高が前年同月比16.1%減だったと発表した。5カ月ぶりに前年実績を下回った。全店売上高は同18.4%減だった。また、既存店客数は同18.9%減、客単価は同3.5%上昇となった。

★9:04  日本製鉄-3日ぶり反落 高炉2基を一時停止 月2日の一時帰休も実施
 日本製鉄<5401.T>が3日ぶり反落。同社は7日、東日本製鉄所鹿島地区第1高炉および関西製鉄所和歌山地区第1高炉について、2020年4月中旬以降、実行準備でき次第、高炉を再稼動が可能な状態で休止すると発表した。

 また、雇用維持に資する施策の一環として、4月から国内の各事業所において、1人あたり月2日程度の規模で臨時休業を実施するとしている。
 

★9:04  MTG-続落 通期営業損益を下方修正 赤字幅が拡大
 MTG<7806.T>が続落。同社は7日、20.9期通期の連結営業損益予想を従来の20.0億円の赤字から25.0億円の赤字(前期は144.2億円の赤字)に引き下げると発表した。新型コロナウイルスの影響による売上減から、前回予想を下回る見通し。
 

★9:05  デジタルハーツ-底堅い テスター在宅でデバックを行う「リモートデバック」開始
 デジタルハーツホールディングス<3676.T>が底堅い。同社は7日、子会社のデジタルハーツよりテスターが在宅でモバイルゲームのデバッグを行う「リモートデバッグ」を開始すると発表した。
 
 近年、働き方の多様化によりリモートワークを希望するテスターが増加していること、新型コロナウイルスなど有事の際にも安定的にサービスを提供できる体制を構築する背景から実施したとしている。同サービスは、モバイルゲーム案件を中心に既存の大手クライアント数社への導入がすでに決定しているとした。


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