米アップル-急伸 決算を好感し上場来高値を上回る
7月31日 終値 前日比 前日比(%)
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AAPL 425.04 +40.28 +10.47%
7月31日の取引でコンピューター・モバイル端末大手の米アップル(NASDAQ:AAPL)が急伸。予想を上回る増収増益決算や1対4の株式分割が好感された。株価は一時、前日比40.9ドル高(+10.63%)の425.66ドルまで上昇し、7月13日に付けた従来の上場来高値399.82ドルを大きく更新。40.28ドル高(+10.47%)の425.04ドルで終了した。S&P500の上昇率トップとなり、年初来では44.74%高となった。ダウ平均(+114ドル、+0.44%)への上昇寄与は276ドルとなった。
アップルが7月30日引け後に発表した2020年度第3四半期(4-6月)決算は、売上高が前年同期比10.9%増の596億8500万ドルとなり市場予想の522億4800万ドルを上回った。粗利益が12.1%増の226億8000万ドル、営業利益が13.4%増の130億9100万ドル、純利益が12.0%増の112億5300万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は2.58ドルと市場予想の2.04ドルを大幅に上回った。
iPhoneなどのプロダクツ売上高は前年同期比9.9%増の465億2900万ドルとなり、サービス収入も14.8%増の131億5600万ドルと好調だった。
株主還元では、一株当たり四半期配当を0.82ドルに据え置いた。また、1対4の株式分割も発表した。
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