後場コメント No.2 エンバイオHD、日立、三菱電、中部電、イートアンド、ピジョン

2021/04/13(火) 15:09
★12:49  エンバイオ-大幅高 千葉県千葉市若葉区メガソーラー発電所稼働開始
 エンバイオ・ホールディングス<6092.T>が大幅高。同社は12日に、子会社のヴェガ・ソーラーが12日より千葉県千葉市若葉区において、メガソーラー発電所(エンバイオ千葉若葉太陽光発電所)の売電を開始したと発表した。

 同発電所の売電開始により、日本国内で同社グループ稼働済発電所の合計発電量は約3万6987kWとなったとしている。

★12:58  日立製作所-SMBC日興が目標株価引き上げ 1.8兆円が振り替わったものと指摘
 日立製作所<6501.T>が堅調。SMBC日興証券では、1.8兆円が振り替わったものと指摘。投資判断は「2(中立)」を継続、目標株価は3900円から5000円に引き上げた。

 長期成長戦略は、極論すればデジタルソリューション「Lumada」の拡大による収益性の上昇であり、過去実施してきた事業ポートフォリオの再編はこの戦略に全て合致しているとポジティブに評価。一方、1.8兆円のキャッシュアウトに対し、当期利益の押上効果は年間+110億円に留まると試算しており、現時点では再編による定量的な経済合理性を見出し難いという。今後は、シクリカル市況の戻りによる業績回復だけでなく、事業再編の具体的な成果として、Lumadaをコアとした「付加価値の創出」の実現と、それに伴う利益率上昇が一層求められるとコメントしている。


★13:01  三菱電機-3日続伸 ヘルスエアー技術 新型コロナの低減効果を確認
 三菱電機<6503.T>が3日続伸。同社は13日、独自のヘルスエアー技術について、新型コロナウイルスに対する低減効果を確認したと発表した。

 日本繊維製品品質技術センター神戸試験センターとの共同実証では、ヘルスエアー技術で生成する放電生成物と高電界を8時間作用させることで、新型コロナウイルスの残存率を99.4%低減することができたという。今後もウイルス・菌抑制などの空気清浄技術を向上させ、室内空気質の改善に貢献するとしている。

★13:09  中部電力-後場下げ幅拡大 同社や関西電力など3社にカルテル疑い 公取委が立ち入り検査=産経
 中部電力<9502.T>が後場下げ幅拡大。産経新聞は13日12時50分、事業者向け電力販売をめぐりカルテルを結んだ疑いが強まったとして、公正取引委員会が同日、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで同社、関西電力<9503.T>、中国電力<9504.T>の大手3社と、同社の販売事業会社「中部電力ミライズ」を立ち入り検査したと報じた。

 また、家庭向けの電力、都市ガス料金で価格カルテルを結んだとする同法違反の疑いで、同社と東邦ガス<9533.T>など3社を立ち入り検査したとしている。

 報道を受け、同社などに売りが出ている。

★13:14  イートアンド-後場下げ幅拡大 今期営業益8億円見込むも材料出尽くし
 イートアンドホールディングス<2882.T>が後場下げ幅拡大。同社は13日13時、22.2期通期の連結営業利益予想は8.0億円の黒字、年間配当予想は10円(前期は10円)と発表した。21.2期は決算期変更により11カ月決算となっているため、前年比較はできない。

 新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の広がりなどにより、年末に向けて徐々に収束する想定のもと、外食・サービス需要の持ち直しにより同社業績も回復を見込む。

 21.2期通期の連結営業利益は2.6億円だった。会社計画2.0億円を上回る着地となった。「大阪王将」業態のテイクアウト・デリバリーが想定を上回る売上高となったほか、販管費の抑制なども寄与した。なお、上記と同様に決算期変更により11カ月決算となっているため、前年比較はできない。

 株価については、同発表後に一時プラスに転じる場面もみられたが、材料出尽くしにより再び売りに押される展開となっている。

★13:18  ピジョン-シティが新規に「買い」  中国出生数減でも利益2桁成長に回帰
 ピジョン<7956.T>が続伸。シティグループ証券では、中国出生数減でも利益2桁成長に回帰と指摘。投資評価を新規に「買い」、ターゲットプライスは5100円でカバレッジを開始した。

 買い推奨の理由は、中国事業の更なる拡大が見込まれるためという。中国事業の堅調な推移が確認されれば、バリュエーションは再度切り上がると予想。 直近2期連続減益だったが、20年12月期が業績の底となり、21年から再び2桁増益に回帰するとみている。 一方、株価と相関の高い人民元/円は上昇しており、株価への潜在的な上昇圧力は高まっているとみている。市場は出生数減を過度に懸念しており、成長性を十分に評価できていないと判断。 業績の再拡大につれ、株価も上昇していくとみられ、今が投資の好機だと考えている。


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