丸紅-後場上げ幅縮小 今期最終益2%増見込むも利益確定売り優勢
丸紅<8002.T>が後場上げ幅縮小。同社は6日14時30分、22.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は2300億円(前期比2.1%増)、年間配当予想は34円(前期は32円)と発表した。市場コンセンサスは2268億円。
米中をはじめとする世界経済の回復もあり、一次産品価格は緩やかな上昇傾向が続く見込み。主要指標について、原油は1バレル55ドル、LME銅価格は1トンあたり8000ドル、為替は1ドル109円を想定している。
21.3期通期の連結純損益は2253億円の黒字(前の期は1975億円の赤字)だった。前の期に計上した持分法による投資損失の反動や販管費の減少、穀物および肥料価格の上昇を背景としたアグリ事業の増益などが寄与した。
なお、決算期待などにより株価が大きく上昇していたこともあり、利益確定売りに押される展開となっている。
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