ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り
14日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円は下げ渋り。4時時点では106.55円と2時時点(106.47円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。
15日に予定されていた米中の通商合意履行状況の6カ月検証に関する会合延期を嫌気してドル売りが強まり、2時付近に106.45円前後へ下押した。
しかし、トランプ米大統領がコロナ支援のための民主党との協議継続を示唆。米中貿易問題に関しても、検証を前に中国が米国の原油買い付けを増加する動きも確認されているようで懸念を和らげている。
米主要株価指数は一時軒並みプラス圏に戻した。米10年債利回りは0.69%割れから0.709%前後まで回復。ドル円は一時106.62円前後へ持ち直した。
ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.1838ドルと2時時点(1.1845ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。ドル売りの勢いが弱まり、2時前後につけた日通し高値1.1850ドルから1.1835ドル前後と、ユーロ安・ドル高方向へ下押した。
ユーロ円はもみ合い。4時時点では126.14円と2時時点(126.12円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルにつれ高となったり、ドル円の下げ渋りが下支えになったりと両通貨ペアの動きに挟まれて振幅。底堅さを示しつつも、限られた値動きだった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:106.44円 - 107.04円
ユーロドル:1.1782ドル - 1.1850ドル
ユーロ円:125.74円 - 126.47円
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