ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、じり高
22日のニューヨーク外国為替市場で、ドル円はじり高。2時時点では105.02円と24時時点(104.98円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。
反発して寄り付き、140ドル近く上昇したダウ平均は一時150ドルを超える下落となったものの、再びプラス圏へ浮上する場面があるなど売りの勢いは緩和。ナスダック総合やS&P500がプラス圏で推移と米株は底堅さも感じられる推移。
米10年債利回りは前日比プラスの水準へ戻す落ち着いた推移で、ドル円は105.08円まで小幅高。17日高値105.17円に近づいた。
ユーロ円も底堅い。2時時点では122.92円と24時時点(122.86円)と比べ6銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの反発力が限られるため、ユーロ円も上値へレンジを広げるほどではないが、123円台で推移する場面が散見された。
ユーロドルはやや上値が重い。2時時点では1.1704ドルと24時時点(1.1704ドル)と比べて横ばいだった。対円でドルが強含むなか、ユーロドルは1.17ドル割れまでユーロ安・ドル高推移。しかし、7月27日以来の安値1.1692ドルをつけたところで下げ渋った。
NY入り前に欧州中銀の高官からさらなる刺激策へ前向きな発言が聞かれたが、NYタイムのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長も下院金融サービス委員会証言で米経済の不透明感や「あらゆる政策手段を講じること」へ言及。一方的にドル高は進みにくい。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:104.41円 - 105.08円
ユーロドル:1.1692ドル - 1.1774ドル
ユーロ円:122.66円 - 123.28円
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