〔Market Flash〕11月のMSCI見直しでは採用・除外1銘柄を予想~大和

2023/09/12(火) 12:45
【12:45】11月のMSCI見直しでは採用・除外1銘柄を予想~大和  大和証券のクオンツリポートでは、年4回(2・5・8・11月)に実施されているMSCI指数の定期見直しに関して、11月のMSCI Japan Standard 指数の銘柄入れ替え予想を行っている。11月の見直しでは、採用1銘柄、除外1銘柄、MSCI Japan Standard 指数の銘柄数は236銘柄で変更なしと予想。採用の可能性が相対的に高い銘柄としてアシックス<7936.T>、除外の可能性が想定的に高い銘柄としてサイバーエージェント<4751.T>を挙げている。見直し結果は日本時間11月15日早朝(現地14日)に発表予定。実際の変更は11月30日の終値ベースで反映され、パッシブ連動資金のリバランスに伴う売買インパクトが見込まれるとコメントしている。 【10:50】順調な底打ちを見せる世界の半導体市場~東海東京  東海東京調査センターでは海外株に関するリポートの中で、米半導体工業会が発表する「世界の半導体売上高」が前年同月の水準を割り込んでから1年程度が経過した後に、再び前年同月の水準を回復してくるという傾向がかなり明確に存在していることを指摘している。この傾向から今年9月前後には、22年の同時期の売上高水準を回復してくる可能性が高いとみている。7月の世界の半導体売上高は5カ月連続で増加した。またSOX指数に関して、ピークアウトを迎えるのは、世界の半導体売上高の前年同月比伸び率がピークを付けた後、かなり時間が経過してからという経験則があるとのこと。足元の前年同月比での伸び率は-11.8%で、裏を返せばピークアウトまでまだ「相当な上昇期間」が残されていると東海東京では考えている。 【10:15】損保の投資判断を「中立」に引き下げ~大和  大和証券では損保セクターの投資判断を「強気」から「中立」に引き下げている。(1)保険料の調整行為、(2)ビッグモーターの保険金不正請求問題、(3)多発する自然災害―といった悪材料を踏まえ、いったん慎重な投資スタンスにするとしている。国内外で自然災害の被害が拡大しており、台風シーズンが本格化する中、追加的な影響次第では2Q決算時の下方修正リスクが高まる印象とコメントしている。一方で、総還元利回りが魅力的な水準にある点は、株価を下支えするとみている。一連の事案を巡る不透明感が払しょくされれば、再評価の余地を見出せると大和では考えている。 【9:40】グローバルと日本でトレンドが大きく異なる自動車株~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、日本の自動車株は円安なども追い風に株価が堅調である一方、海外の自動車メーカーは金利高やスト、EV値下げ競争や中国懸念などネガティブな材料が多く、株価が軟調であることを指摘している。国内は昨年まで半導体不足で新車がなかなか買えず、足元ではその反動が出ている格好。ただし、自動車は耐久消費財で一度買い替えれば普通は数年買い替える必要がないため、今後はダウントレンドに入る可能性もある。日本の自動車株は業績にポジティブな材料が見えていることから、当面は注目セクターであると三菱UFJMSでは考えている。ただし、中長期目線では需要が減少するリスクも頭の片隅に入れておきたいとコメントしている。 【8:45】寄り前気配はミスミG、博報堂DY、菱地所、日本酸素が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ミスミG<9962>+6.21%、博報堂DY<2433>+3.97%、菱地所<8802>+3.82%、日本酸素<4091>+3.82%、NRI<4307>+3.61%、大林組<1802>+3.55%、帝人<3401>+2.96%、アズビル<6845>+2.94%、パナソニック<6752>+2.89%、阪和興<8078>+2.88%などが高い気配値。  一方、IHI<7013>-6.45%、リンテック<7966>-3.46%、川重<7012>-3.42%、テルモ<4543>-3.13%、コナミ<9766>-2.68%、日油<4403>-2.41%、ADEKA<4401>-2.32%、大正薬HD<4581>-1.79%、京王<9008>-1.65%、オークマ<6103>-1.52%などが安い気配値となっている。
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