〔Market Flash〕欧州は2024年6月から利下げ開始へ~野村

2024/03/29(金) 13:30
【13:30】欧州は2024年6月から利下げ開始へ~野村  野村証券では欧州経済に関して、インフレ減速とともに景気は底打ちに向かいつつあると判断している。ユーロ圏の2024年の経済成長率は前年比+0.3%と予想しており、従前の同+0.1%からは上方修正している。政策金利に関しては、ECBが2024年6月までの情報を見極めた上で利下げを開始し、中銀預金金利の2024年末の水準は2.75%に引き下げられると予想している。 【13:00】サイゼリヤは1999年以来のボックスを上放れ~SMBC日興  SMBC日興証券では、テクニカルリポートでサイゼリヤ<7581.T>を取り上げている。株価は1999年高値(4847円)以来の長期ボックス保ち合いを離脱し、新たな上昇波動へ移行したことが確認されたと指摘。昨年11月の6320円からのプルバックも一巡し、今後は下値固めを終えて一段の上昇に向かうとみている。6320円を上抜くと上昇が再開したことが確認され、まずは6920円どころ、さらに先行きでは8330円どころか8920円どころへ上昇する可能性があるとコメントしている。 【10:30】300ミリウエハーの需給率は25年に92%へ~SBI  SBI証券ではシリコンウエハー業界に関するリポートの中で、300ミリウエハーの需給見通しについてコメントしている。SBIでは300ミリウエハーの受給率を、23年SBI推定実績83%に対して、24年は82%とほぼ横ばいを予想している。24年は年後半から在庫調整が進展するとみており、25年は92%、26年は99%と、以降の需給は改善すると見込んでいる。 【9:55】例年弱い3月短観の設備投資が今回強い可能性あり~大和  大和証券では、4月1日(月)に出てくる日銀短観の設備投資に注目している。日銀緩和の終了ムードが資金繰りを急がせ、設備投資計画の前倒しにつながった可能性があるとみている。実質金利が大きくマイナスであることから、設備投資計画はすう勢として強い。大和では、例年弱い傾向がある3月日銀短観の設備投資調査が、今回は強い可能性があると考えている。その場合、まず設備投資関連で不動産業、資金ニーズの点で金融業に期待できるとコメント。また、強い設備計画の年は、企業の新年度のガイダンスが相対的に保守的にはならない傾向もあるとのことで、中長期的に日本株にポジティブな材料となる可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は小糸製、フジHD、TOPPAN、コムシスHDが高い気配値  主力株の寄り前気配では、小糸製<7276>+24.57%、フジHD<4676>+10.42%、TOPPAN<7911>+5.88%、コムシスHD<1721>+5.26%、住友不<8830>+4.40%、ニフコ<7988>+4.38%、エクシオG<1951>+4.15%、浜ゴム<5101>+3.64%などが高い気配値。  一方、福山運<9075>-14.44%、セコム<9735>-8.82%、サントリーBF<2587>-8.06%、栗田工<6370>-7.00%、参天薬<4536>-6.83%、戸田建<1860>-5.85%、メイテック<9744>-5.53%、近鉄<9041>-5.32%、ニッコンHD<9072>-5.25%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ