前場コメント No.7 UFHD、Gオイスター、川重、SUMCO、カルビー、RIZAPG

2024/08/30(金) 11:30
★10:02  UFHD-3日ぶり反発 印BMDとインドでの合弁設立で基本合意
 ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235.T>が3日ぶり反発。同社は30日9時、インドの産業用ファブリック製造大手のBMDと、インドでの合弁会社設立に向けて基本合意書を2024年8月27日に締結したと発表した。
 
 インド国内でのポリウレタンレザー製造、およびインド国内外への販売の事業化に向け、現地完成車メーカーへの納入実績に優れたBMDとの基本合意に至ったとしている。

★10:02  ゼネラルオイスター-大幅安 株主優待廃止を引き続き嫌気 一時18%安
 ゼネラル・オイスター<3224.T>が大幅安。同社が28日に、株主優待制度を廃止すると発表したことが引き続き嫌気されている。

 同社は収益改善を早期に実現していくために、事業拡大を行いつつ財務体質の強化を進め、企業価値の向上を図っていくことが株主の利益に資すると判断した。2024年9月末の権利をもって株主優待を廃止するとしている。同発表を受けて29日はストップ安比例配分で取引を終えていた。本日も引き続き売られており、前日比18%安となる場面がみられた。

★10:08  川崎重工業-続伸 中国で精密機械事業の合弁設立
 川崎重工業<7012.T>が続伸。同社は29日、中国の油圧機器メーカーの烟台艾迪と、中国において精密機械事業の合弁会社を設立すると発表した。
 
 同社の強みである技術力に、烟台艾迪が持つ油圧機器の中核部品の製造能力や材料調達の強みを統合し、中国市場における競争力の強化をめざすとしている。

★10:26  SUMCO-SMBC日興が目標株価引き下げ 利益水準の低下が顕著
 SUMCO<3436.T>が5日ぶり反発。SMBC日興証券では、利益水準の低下が顕著と指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価を2100円→1650円に引き下げた。

 SMBC日興では、300ミリメートルウエハーの長期契約に基づく値上げ効果は想定よりも軽微と指摘。25.12期は減価償却費の大幅な増加により、前期比減益となる公算が大きいとみている。中国におけるウエハーの国産化を背景に、中国市場にて減収傾向にある点も気掛かりとした。

★10:32  カルビー-MSMUFGが目標株価引き上げ 海外成長、強い内需、追加株主還元がカタリスト
 カルビー<2229.T>が3日ぶり反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、海外成長、強い内需、追加的な株主還元がカタリストと指摘。投資判断は「Overweight」を継続し、目標株価を3600円→4100円に引き上げた。

 MSMUFGでは、海外はかつての北米一本足打法から脱却し、バランスの取れた業績拡大局面に移行していると指摘。国内は、せとうち広島工場稼働に伴うコスト増が株式市場の懸念材料とみるが、それを十分補う強い需要を背景とした販売機会の増加や、単価上昇効果、サプライチェーン効率化を想定している。また、業績が計画上振れペースであることも考慮し、今期から来期にかけて自己株式の取得が実施されると考えている。

★10:33  RIZAP-5日ぶり反発 「RIZAPマーケティングコンサル」を9月より開始
 RIZAPグループ<2928.SP>が5日ぶり反発。同社は30日、連結子会社のRIZAPが、新規事業である「RIZAPマーケティングコンサル」を2024年9月より開始すると発表した。
 
 RIZAPマーケティングコンサル」は、マーケティング戦略設計やクリエイティブ制作、広告出稿などの初期費用は無料の完全成果報酬型のマーケティング運用代行サービスを展開するという。これまでパーソナルトレーニングジム「RIZAP」、スマートライフジム「chocoZAP」などのビジネスを急拡大させてきたRIZAPならではの知識、経験、スピード感とPDCAのノウハウなどを最大限に活用し、マーケティングを通じて企業に伴走するとしている。


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