後場コメント No.2 古河機、シャノン、ジェイック、アイケイケイ、三菱UFJ、京セラ

2024/09/13(金) 15:00
★12:50  古河機械金属-底堅い 新丸山ダム建設工事でコンベヤ受注
 古河機械金属<5715.T>が底堅い。同社は13日、産業機械部門の古河産機システムズが、岐阜県加茂郡八百津町で行われる新丸山ダム建設工事において骨材搬送用ベルトコンベヤを受注したと発表した。

 工事の骨材搬送ルートは近隣に住宅があり、一般的な平ベルトコンベヤでは乗り継ぎ部により発生する騒音や振動が課題となっていた。今回提供する密閉式吊下げ型コンベヤ「SICON」は、吊り下げ機構によってコンベヤ一本で自由自在に角度変更が可能で、乗り継ぎがなく現場の状況に合わせた搬送ラインを実現できるとしている。

★12:55  シャノン-反落 3Q累計営業赤字縮小も赤字継続を嫌気
 シャノン<3976.T>が反落。同社は12日、24.10期1Q(11-7月)の連結営業損益は1.3億円の赤字(前年同期は3.0億円の赤字)だったと発表した。コスト増加を抑えた中でサブスクリプション売り上げの増加が寄与し、赤字が縮小して着地したとしている。

 なお株価は、赤字継続が嫌気され、売りが優勢となっている。

★13:05  ジェイック-後場買い気配 上期営業益3倍 新卒支援事業の成長が寄与
 ジェイック<7073.T>が後場買い気配。同社は13日13時、25.1期上期(2-7月)の連結営業利益は6600万円(前年同期比3倍)だったと発表した。1Qは4300万円の赤字だった。

 下半期の売上高比重が大きい新卒支援事業において、2Q売上高が大きく成長したことが寄与した。また、新卒支援事業への先行投資が売上高に転換し始めたことにより、売上高対販管費率が大きく改善したとしている。

★13:16  アイケイケイ-反落 3Q累計営業益55%増も優待の継続保有要件追加を嫌気
 アイ・ケイ・ケイホールディングス<2198.T>が反落。同社は12日、24.10期3Q累計(11-7月)の連結営業利益は15.3億円(前年同期比55.1%増)だったと発表した。施行単価が好調に推移したほか、各事業会社が堅調に業績を伸ばしたことも寄与した。

 併せて、株主優待制度の贈呈時期を従来の6月下旬~8月上旬頃から11月下旬~12月上旬頃に、優待品の特選菓子および特選ギフトの金額を増額すると発表した。

 また、継続保有要件として、今後は同社株式を1年以上継続して保有している株主を株主優待の対象とすると発表した。毎年4月末日、10月末日の基準日において、同社株主名簿に、同一の株主番号で各保有株式区分以上の株式を保有していることが、連続3回記載または記録されている必要があるとしている。

 なお株価は継続保有要件の追加が嫌気され、売りが優勢となっている。

★13:16  三菱UFJ-底堅い 水素分野特化ファンドに出資
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が底堅い。同社傘下の三菱UFJ銀行は13日、水素分野への投資に特化したファンド「Japan Hydrogen Fund」と出資契約を締結したと発表した。

 同ファンドは水素の社会実装をめざし設立された水素バリューチェーン推進協議会が設立を検討し、アドバンテッジパートナーズ(東京都港区)を主たるファンド運営者として選定している。同社グループは同ファンドの主要投資家としても、黎明期にある水素産業に資金供給を行ないつつ、水素社会の実現に向けた取り組みを進めるとしている。

★13:23  京セラ-反落 欧米スタートアップ投資のCVC組成 6000万ドル規模
 京セラ<6971.T>が反落。同社は12日、欧米などのスタートアップ企業を中心に投資を行う6000万米ドル規模のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)ファンド「Kyocera Venture Fund-1 LP(KVF-1)」を組成したと発表した。

 3月に公表した日本・アジアを中心に投資する京セラベンチャー・イノベーションファンド1号(KVIF-1)と合わせて総額1億米ドルのファンド規模となる。投資領域は環境・エネルギー、情報通信、医療・ヘルスケア、モビリティ、材料技術、AI含むソフトウェア、航空・宇宙・防衛、半導体、核融合とし、両ファンドを通じてスタートアップの探索と支援を強化するとしている。


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