前場コメント No.6 ペプチド、スマレジ、誠建設、SANKYO、水戸証、クレセゾン

2024/09/20(金) 11:30
★9:41  ZUU-底堅い 出資先のSBCメディカルグループHDがNASDAQ上場
 ZUU<4387.T>が底堅い。同社は19日、連結子会社のZUU Fundersが組成したファンドの出資先であるSBCメディカルグループホールディングスが、2024年9月18日(米国現地時間)、米国NASDAQに新規上場したと発表した。
 
 SBCメディカルグループホールディングスは現在、国内外にわたり220院に広がっているが、今回の上場により多様な資本調達手段を確保し、米国および東南アジア市場におけるビジネス展開や国内外フランチャイズクリニックネットワークの拡大をめざしていくとしている。

★9:45  スマレジ-岩井コスモが目標株価引き上げ 再評価が進む可能性がある
 スマレジ<4431.T>が変わらず挟み続伸。岩井コスモ証券では、再評価が進む可能性があると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を2600円→3300円と引き上げた。

 同社は、第2次中期経営計画を改定。1つ目の変更は長期ビジョン「VISION2031」の目標をアクティブ店舗30万店舗からARR300億円に変更したこと、2つ目はEC事業者へのアプローチから中大型案件に注力する変更という。
 岩井コスモでは、中計改定における2つの変更に関しては、ともに良い変更であり、投資家からの評価が高まると可能性があるとみている。好業績に加えて、社長の異動、中計の改定により、再評価されやすくなると考え、投資判断「A」を継続し、目標株価を引き上げている。

★9:45  誠建設工業-ストップ安 9月26日より名証メイン市場に重複上場
 誠建設工業<8995.T>がストップ安。同社は19日、名古屋証券取引所から、同メイン市場への上場が承認されたと発表した。

 上場予定日は9月26日。これにより東証スタンダードとの重複上場となる。

 なお、名証メイン市場へ上場することで東証スタンダード市場での上場維持基準を満たすための取り組みが進まなくなるとの懸念により、株価は一時ストップ安となる705円まで売られる場面があった。

★9:46  SANKYO-急落 上期営業益23%減見込む 年間配当は前期並み
 SANKYO<6417.T>が急落。同社は19日、従来未定としていた25.3期上期(4-9月)の連結営業利益予想を350億円(前年同期比23.0%減)に年間配当予想を80円(株式分割を考慮した前期実績は80円)にすると発表した。

 主力のパチンコ・パチスロ遊技機の9月末までの納品の見通しがほぼ固まったことから見通しを開示した。上期は減収減益を見込むが、計画に対して順調としている。

★9:50  水戸証券-急騰 未定だった中間配当予想は15円 5円増配へ
 水戸証券<8622.T>が急騰。同社は19日、未定だった25.3期の中間配当予想を15円(前期中間は10円)にすると発表した。期末および年間配当予想は未定とした。

★9:51  クレディセゾン-岩井コスモが目標株価引き上げ 中期的成長性を評価
 クレディセゾン<8253.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を3850円→4100円と引き上げた。

 同社が5月に公表した新中期経営計画(25.3期~27.3期)では、目標に27.3期の事業利益1000億円、ROE9.5%、PBR1倍、時価総額1兆円の達成を掲げている。利益成長のけん引役はペイメント事業・ファイナンス事業・グローバル事業。
 株主還元については、中計期間中の配当性向30%以上、700億円の自社株買いを計画。現在は来年5月15日まで、2500万株・500億円を上限とする自社株買いを実施している。
 岩井コスモでは、同社の中期的成長性を評価し、投資判断は「A」を継続、目標株価を引き上げている。


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