後場コメント No.2 日本製鉄、日産証G、高千穂交、JR九州、大崎電、川重

2024/09/20(金) 15:03
★12:57  日本製鉄-3日続伸 同社の資産300億円超圧縮 財務健全性高める=日経
 日本製鉄<5401.T>が3日続伸。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社がさらなる資金圧縮に動くと報じた。
 
 記事によると、2025年3月期中に政策保有株式(持ち合い株)などを少なくとも約300億円売却し、資本効率の改善を進めるという。不透明感が高まっている米鉄鋼大手USスチールの買収が今期中に実現する場合、年度内に資本性のある調達を実行し財務を改善するとしている。

★13:04  日産証券G-3日続伸 子会社の自己売買事業を廃止へ
 日産証券グループ<8705.T>が3日続伸。同社は20日13時、連結子会社であるNSトレーディングの自己売買事業(ディーリング業務/自己資金運用)を廃止すると発表した。

 事業廃止日は12月31日。昨今の金融市場における相場環境の下で同事業の収益が悪化しており、今後についても社会、経済環境等がよりいっそう不透明となっていく見通しの中、早期の業績回復が見込めない状況となっている。将来的なリスクがさらに高まっていると判断し、事業廃止を決めたとしている。

★13:11  高千穂交易-4日続伸 同社サービスが東京建物のタッチ入退館・入退室システムに採用
 高千穂交易<2676.T>が変わらず挟み4日続伸。同社は20日13時、東京建物<8804.T>が国内の賃貸オフィスビルにおいて初めて導入したオフィスワーカーのスマートフォンにデジタルセキュリティカードを付与し、スマートフォンによるタッチ方式で入退館・入退室が可能となるシステムに、同社が提供する「HID Global Corporation」のクラウドサービスが採用されたと発表した。
 
 同システムの導入により、より高いセキュリティレベルを実現するとともに、QRコード提示やスマートフォンアプリの起動などなく、シームレスな入退館などが可能となるとしている。

★13:19  JR九州-みずほが目標株価引き上げ 運賃改定以外の増益ドライバーに注目
 JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>がもみ合い。みずほ証券では、新中計での運賃改定以外の増益ドライバーに注目。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を3700円→4400円に引き上げた。

 みずほは従来、鉄道運賃改定を2026年春から改定率10%で織り込んでいたが、同社から2025年4月より15%の値上げが発表されたことなどを受けて目標株価を引き上げた。一方、値上げによる増益寄与が株価に織り込まれたと判断すること、運賃改定効果が一巡する27.3期営業利益を前期比横ばいと予想することなどから投資判断を据え置いた。26.3期からの新中計では、運賃改定以外の増益要因が注目されるとしている。

★13:28  大崎電気工業-3日続伸 エネルギーグリーン化のための新たな電力流通モデルを開発
 大崎電気工業<6644.T>が3日続伸。同社は20日13時08分、NEC<6701.T>、三菱電機<6503.T>、NTT<9432.T>のグループ会社らと、再生可能エネルギーが主流となるエネルギーグリーン化社会を支える新たな電力流通モデルとなる「Internet of Grid プラットフォーム」を開発したと発表した。
 
 同モデルにより、今まで想定が難しかった配電系統における再生可能エネルギーの連系可能量がより正確に把握できることになり、再生可能エネルギーの導入拡大につながるとしている。

★13:39  川崎重工業-大幅に6日続伸 米社と商用液化水素サプライチェーン推進に向け協定締結
 川崎重工業<7012.T>が大幅に6日続伸。同社は20日、CB&I STORAGE TANK SOLUTIONS(米国)と、「商用液化水素サプライチェーンの推進に向けた戦略的協定書」を締結したと発表した。
 
 両社の専門知識を結集して大規模な液化水素活用のインフラ・ソリューションを提供することで、障壁を取り除き、コストを削減することでサプライチェーンの拡張を推進するとしている。


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