後場コメント No.2 セプテーニHD、博展、ディップ、B&P、日本オラクル、ジモティー

2024/10/01(火) 15:01
★12:51  セプテーニHD-野村が目標株価引き上げ 株主還元方針の変更影響を反映
 セプテーニ・ホールディングス<4293.T>が反発。野村証券では、株主還元方針の変更影響をバリュエーションに反映。レーティングは「Buy」を継続し、目標株価を420円→540円に引き上げた。

 野村では、株主還元方針の変化をバリュエーションに織り込み、目標株価を上方修正した。修正ROEの改善を見込む中でPBRも歴史的に低い水準であり、電通グループ<4324.T>との相乗効果や株主還元余地から株価のアップサイドは引き続きあると考えている。

★12:55  博展-急騰 金属加工のヒラミヤを子会社化
 博展<2173.T>が急騰。同社は9月30日、ヒラミヤ(神奈川県川崎市)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
 
 ヒラミヤは、金属加工業を主事業としており商業施設の什器・装飾品、特殊車両部品などを製造しており、豊富なノウハウと対応力で顧客ニーズの具現化段階から、制作・設置作業まで一気通貫で対応できることを強みとしているという。
 
 ヒラミヤが持つ豊富な知識と、それを活かした提案力・機動力を同社グループの事業領域に取り入れることによって、クライアントに提供できるソリューションの幅を広げ、より付加価値の高い包括的なソリューションの提供を行っていくことをめざし、今回の子会社化に至ったとしている。

★13:03  ディップ-後場上げ幅拡大 スポットワーク仲介に参入 高評価で賞与支給=日経
 ディップ<2379.T>が後場上げ幅拡大。日本経済新聞電子版は1日12時56分、同社が1日に単発で短時間働く「スポットワーク」に特化した仲介サービスを始めたと発表したことを報じた。
 
 記事によると、求人サイト「スポットバイトル」を新たに立ち上げたという。東京23区内で始め、年内に全国に展開する。勤務先が良い働きぶりだと評価したスポットワーカーに賞与で報いる仕組みを整え、働き手の意欲を高めるとしている。

★13:03  B&P-後場上げ幅拡大 環境配慮型の商材でTOPPANと協業
 ビーアンドピー<7804.T>が後場上げ幅拡大。同社は1日13時、TOPPANホールディングス<7911.T>傘下のTOPPANと協業し、環境負荷の低いターポリン素材「エコクラシー」を使用したサステナブルな販促物の提供を開始すると発表した。

 同社はこれまでに、リボード、ライメックス、ノアルクスなどの環境配慮型素材を使用した商材を提供し、顧客の環境負荷低減をサポートしてきた。今回、TOPPANのエコクラシー採用により、さらなる取り組みの強化を図るとしている。

★13:09  日本オラクル-SMBC日興が目標株価引き上げ クラウドサービス拡大、好調な業績続く
 日本オラクル<4716.T>が続伸。SMBC日興証券では、クラウドサービスが拡大し好調な業績は続くと予想。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価を12500円→15900円に引き上げた。

 SMBC日興は、同社の25.5期1Q業績が想定を上回ったことから、業績予想を上方修正。継続収入のクラウドサービスの拡大によって好調な業績が続く確度が高まっていると指摘した。また、米国金利低下などを背景にビジネスソフト/ITサービスセクターの株価評価が改善しやすくなっていることも反映し、PERのTOPIX平均に対するプレミアムを75%から100%に変更している。

★13:21  ジモティー-3日ぶり反発 北海道深川市とリユースに関する協定締結
 ジモティー<7082.T>が3日ぶり反発。同社は1日13時、北海道深川市とリユースに関する協定を締結し、ごみ減量に向けたリユース啓発を実施すると発表した。深川市の公式HP、市報、ごみの出し方パンフレットなどで「捨てずに譲る」という選択肢を住民に啓発し、リユース意識を向上させることによって、ごみの排出を抑制するとしている。


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