前場コメント No.8 DMP、メニコン、三井物、マツダ、日プロセス、ERIHD

2024/10/01(火) 11:32
★10:14  DMP-プラス転換 台湾企業とエッジAI分野で協業
 ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>がプラス転換。同社は1日10時、iCatch Technology(台湾)と今後成長が期待されるエッジAI分野において、両社の最先端技術を融合させる戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
 
 両社の強みを最大限に生かし、高性能車載カメラシステム、次世代セキュリティソリューション、先端ロボティクスなど急速に進化する市場において、革新的なエッジAIソリューションの新製品・新サービスの開発を実施し、順次展開を行っていく予定だとしている。

★10:22  メニコン-反発 同業のオキュラスから東南アジアの販売会社3社を取得
 メニコン<7780.T>が反発。同社は1日10時、シンガポールのコンタクトレンズ製造・販売会社であるオキュラスから、東南アジアの販売会社3社の株式を取得すると発表した。

 同社は東南アジアにおいて、これまでは輸出または代理店での販売を展開していた。1日使い捨てコンタクトレンズの製造拠点として、シンガポール工場や最大規模となるマレーシア工場(26.3期下期に稼働予定)を東南アジアに構えていることから、今回の販売会社取得により同地域での成長につなげるとしている。

★10:33  三井物産-急騰 米バークシャーが円建て社債の発行計画と伝わる 商社株に思惑買い
 三井物産<8031.T>が急騰。米ブルームバーグ通信は1日、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが今年2回目となる円建て社債の発行を計画していると報じた。

 記事によれば、円建て無担保社債の発行に向け、BofAセキュリティーズとみずほを主幹事に起用したもよう。同社が日本への投資を強化するとの観測が強まる可能性があるとしている。

 これを受けて、投資実績のある商社株に買いが入っている。伊藤忠商事<8001.T>、三菱商事<8058.T>、住友商事<8053.T>、丸紅<8002.T>も高い。

★10:35  マツダ-反発 新エネ車に2000億円 中国合弁 年1車種以上投入=日経
 マツダ<7261.T>が反発。1日付の日本経済新聞朝刊は、同社の中国合弁会社長安マツダが、2027年までに100億元(約2000億円)をEVなど「新エネルギー車」の開発に投じると発表したと報じた。
 
 記事によると、長安マツダの23年の販売台数は約8万9000台だったという。新エネ車を継続的に投入することで27年に30万台に増やす。同年までに毎年1車種以上の新エネ車を投入するとしている

★10:37  日本プロセス-反落 1Q営業益4%増 買い先行も利益確定売り
 日本プロセス<9651.T>が反落。同社は9月30日、25.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比4.4%増)だったと発表した。電所監視制御システムの受注量増加や、自動車システムの新規案件獲得などが寄与した。

 なお、決算期待で前日に大幅高となっていたこともあり、買い一巡後は利益確定売りに押される展開となっている。

★10:42  ERIHD-3日続落 1Q営業益66%減 先行投資などが響く
 ERIホールディングス<6083.T>が3日続落。同社は9月30日、25.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は1.3億円(前年同期比65.9%減)だったと発表した。建築確認制度の2025年大改正に備えた先行投資、事業領域拡大に向けたM&A費用の先行などが響いた。


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